「クープ」とは、パン作りの工程で生地の表面に入れる切れ込みのことです。フランス語で「切り取られた」という意味があります。専用のクープナイフを使用するほか、ハサミや包丁を使用することもあります。
クープの入れ方【クープナイフを使用して中央に1本切れ込みを入れる場合】
1.クープナイフの柄を親指と人差し指、中指で軽く持つ。
2.クープナイフを生地に差し込む。
3.力を抜いて一気に切れ込みを入れる。
クープの入れ方【ハサミを使用して十字に切れ込みを入れる場合】
1.ハサミを縦に持ち、1本切れ込みを入れる。
2.十字になるように2か所切れ込みを入れる。
ポイント・コツ
・クープを入れることで生地をふくらませる、火通りをよくする、見た目を美しく仕上げるなどの効果があります。
・クープナイフはよく切れる包丁やカミソリで代用することもできます。
・力を入れずに一気に切れ込みを入れることがポイントです。
・切れ込みの深さや角度はパンの種類によって変わります。
監修:Nadia編集部
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