ちょっとコツがいるマカロンですが、自分で作った方が断然美味しいと思ってます。プレゼントすると、だれからも「今まで食べたマカロンで一番!」と言ってもらえるマカロンです。 最初はマカロナージュの見極めが難しいですが何度か続けて作るとコツがつかめると思います。 新鮮な卵白、新鮮なアーモンドパウダーを使ってね。
もし手に入ればメレンゲパウダー(乾燥卵白)をグラニュー糖➀に小さじ1/4ほど混ぜて使うとより安定し、失敗しにくくなります。 バニラビーンズは香りづけなのでバニラオイルでもOK
卵白をボールに入れ、ハンドミキサーでふわっと嵩が出るまで泡立てる。
グラニュー糖➀を半量加え2分高速で泡立てる。 残りのグラニュー糖も加えさらに2分高速で泡立てる。 ねっちり硬いメレンゲになります。
アーモンドパウダーと粉糖をふるって入れる。バニラビーンズ➀も加える。
5回縦に切るようにゴムベラを動かし、底から生地を返してまた切るように動かす。これをアーモンドパウダーが見えなくなるまで繰り返す。
アーモンドパウダーが見えなくなったら今度はゴムベラで底から生地を返す動きを20回。
さらにゴムベラでボール側面に薄く生地を張り付けるようにする。
張り付けた生地を集めてまた張り付ける。これを10回繰り返す。
1cmの丸口金を付けた絞り袋に生地を入れる。
150℃で2分焼き、その後130℃に下げて14分焼く。
***バタークリームの作り方*** 卵黄にグラニュー糖➁を加えて混ぜる。
鍋に牛乳を入れて鍋肌がフツフツしてくるまで沸かし、卵黄のボールに少しずつ入れて混ぜる。
鍋に戻し入れ、ゴムベラで絶えず混ぜながら弱火でとろみが付くまで加熱する。 最初は表面に白い泡がいっぱい浮いている。
次第に白っぽい泡が消え、とろみが付いてくる。 なべ底をゴムベラでこすると分かりやすい。 カスタードクリームのようなとろみはつかないので加熱しすぎに注意。 冷ましておく。
バター(食塩不使用)は電子レンジ600wで20秒ほど温めて柔らかくする。 冷ました卵黄のソースを少しずつ加えよく混ぜてなめらかにする。バニラビーンズ➁を少量加える。 出来たバタークリームの半量を使用するので、残りはラップでピッタリ包んで数日なら冷蔵庫、それ以上なら冷凍庫で保存。
口金を使えた絞り袋にバタークリームを入れマカロンに絞り出し、挟む。クリームが端までいきわたるように少し押さえる。 一晩冷蔵庫で寝かせて出来上がり♪
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。