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    • 公開日2016/09/17
    • 更新日2016/09/17

    秋の行楽シーズン突入!いなり寿司の作り方徹底解説

    秋の行楽シーズンに入りました!旅行や運動会などイベントがたくさんあり、楽しみな季節。みんな大好き!いなり寿司をみんなで一緒につくってみませんか?いなり寿司の作り方を徹底解説します!

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    秋の行楽シーズン突入!いなり寿司の作り方徹底解説

     

    基本の作り方でみんながよろぶいなり寿司に!

    子供から大人まで大好きないなり寿司。味がしっかり染みこんだあのおいしい味を家庭でも再現できるんです! 基本の作り方をおさえて見た目もきれいでおいしいいなり寿司を作ってみてはいかがでしょうか? いなりあげをつくるところから徹底的に解説します!

     

    まずは油揚げの下準備から

     

    ①油揚げの上で菜箸を転がす

    菜箸で油揚げの上を2~3回転がすことではがれやすくなり、きれいな袋状にすることができます。そうすることで、酢飯を包みやすくなりますよ。

     

    ② 三角形に切る

    油揚げの左右の角の部分を二等辺三角形になるように切ります。三角以外の残った油揚げの部分もとっておき、一緒に味をつけておけば、うどんのトッピングや、混ぜご飯の具としても使えます。

    ちなみに、三角形の稲荷ずしは関西でよく使われている形です。伏見稲荷のきつねの耳の形で三角形にしたといわれています。ちなみに関東で多いのは俵型。これは、五穀豊穣を願い、米俵の形にしているという言い伝えがあります。

     

    ③ 油抜きをする

    湯を沸かして油揚げを入れ、5分ほどゆで、ざるにあげてしっかり水けをきります。表面についている油をしっかりと抜くことで、味の染み込みがとても良くなります。茹でたらしっかりと水もきってください。

     

    油揚げに味付けをする

     

    ① 落し蓋をして煮る

    ここから煮る工程に入ります。だし、酒、砂糖、しょうゆ、みりん、油揚げを入れたら、沸騰させて弱火にし、10分煮ます。落し蓋をすることで煮汁が全体に行き渡り、味が染み込みやすくなります。

     

    ② 鍋止めをする

    煮終わったら粗熱をとるために鍋にいれたまま置いておきます。このとき、蓋はしたまま。蓋をすることで香りが逃げず、よりおいしい、いなりあげになります。料理は温度が下がる段階で食材に味が染み込んでいきます。

     

    酢飯をつくって仕上げ!

     

    ① 酢飯を作る

    合わせ酢を作ったら、必ずしゃもじを伝わらせてごはんにかけます。直接ごはんにかけてしまうと一点に集中してしまう可能性があるので、この方法がおすすめです。

     

    ② 切り混ぜをする

    しゃもじで混ぜるときは、しゃもじの面を自分に対して横にするのではなく縦にし、ごはんの粘り気を出さないように切るように混ぜます。だんだん混ぜている手が重くなってきます。これはごはんに合わせ酢がしっかり入ってきている証拠です。

     

    ③ うちわであおぐ

    うちわであおぎます。うちわであおぐ本来の目的は「冷ますこと」ではなく、「表面にツヤを出すこと」です。ぴっかぴかなごはんに仕上ります!

     

    ④ 酢飯をいなりあげに詰める

    酢飯を詰めていきます。最後は端をつまんで折りたたむようにして閉じます。今回はシンプルに白ごまを混ぜた酢飯です。関東でよく見られる酢飯です。関西では具を混ぜることが多いです。いなり寿司も地域によって全然違う味わいが楽しめるのですね。

    詳しいレシピはこちら
    https://oceans-nadia.com/user/21519/recipe/142545

    秋の行楽シーズン!この機会にぜひいなり寿司の作り方をマスターして、運動会や遠足、おでかけのときに作ってみてはいかがでしょうか?

     

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    このコラムを書いたArtist

    近藤 章太
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    近藤 章太

    料理家。1988年、神奈川県生まれ。 母子家庭で育ったため、母親に対して親孝行をしたいという想いを強く持ち、「おふくろの味」ならぬ「息子の味」を提供したいと広告代理店会社員を経て一念発起し、料理家を志す。 2014年、「祐成陽子クッキングアートセミナー」に入学。卒業後は料理教室の講師として月400名の生徒に教授している。 石窯ドームアンバサダー(東芝)として活動の他、企業のデモンストレーションやCM、TV撮影等で活動中。自分だけでなく、全国の親に「息子の味」「娘の味」を食べてもらって喜んでほしいという想いで、料理家としての活動に取り組んでいる。 公式ブログ「息子の味」⇒http://ameblo.jp/musukonoaji

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