手間と時間がかかる、あめ色玉ねぎを、レンジを活用して簡単に作ってみました。オニオングラタンスープ以外にも、カレーのコク出しにも使えるので、とっても便利です。パルミジャーノとの相性もピッタリ。
倍量作る時は、2の行程を一度にしてしまうと、火の通り具合が変わってきてしまうので、面倒でも、2回に分けて行って下さい。3からは、一緒で大丈夫です。 パルミジャーノがない時は、とろけるチーズで代用してください。 バゲットは、他のパンやクルトンで代用可能です。
・薄切りバゲットは、トースターでこんがりと焼いておいて下さい。
5mm幅に切った玉ねぎを、耐熱性ボウルに入れて、A オリーブオイル小さじ1/2、塩ひとつまみを加えて、まんべんなく混ぜて下さい。
ふわっとラップをかけて、レンジ600wで7分加熱します。 ※途中、2回取り出して、よくかき混ぜて下さい。
2を鍋に移して広げ、バターの半量を加えて中火にかけ、そのまま焼き色がつくまで、さわらずにほっといて下さい。
玉ねぎに焼き色がついてきたら、ヘラでかき混ぜて、残りのバターを加え、再び焼き色がつくまで、さわらずにほっといて下さい。
玉ねぎに焼き色がついたら、ヘラでかき混ぜ、弱火にして、再び焼き色がつくまで、さわらずにほっとくを繰り返して下さい。 ※段々と焦げやすくなってくるので、気を付けて下さい。
いいあめ色になったら、薄力粉を加えて、軽く炒めます。
水を少しずつ加えて混ぜ、鍋底にこびりついた旨味も、綺麗にこそげとって下さい。
コンソメキューブを加えて、溶けたらスープの完成です。
器によそい、カリッと焼いた薄切りバゲットを乗せ、チーズグレーターでおろしたパルミジャーノをたっぷりかけて、トースターで焦げ目がつくまで焼いたら完成です。 ※お好みで、パセリをトッピングしてください。
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本村 美子
薬剤師、料理家の本村美子です。 薬剤師の資格を持ち、薬膳料理も取り入れながら、日々の家庭料理を、ちょっとオシャレに、そして美味しくすることをモットーにお料理しています。 お料理以外にも、パン、スイーツを作るのも大好きです。 パン作りは独学ですが、今では、毎日の食卓に欠かせないものになっています。 お料理も、味はもちろんですが、彩りや盛りつけにはこだわっています。 見た目が華やかであれば、子供が苦手なものでも、食べてくれたりもします。 子供が嫌いなものを克服した瞬間が、たまらなく嬉しく思います。