市販のルーを使わない手作りカレーは、いくらでも食べられそうな軽さと後ひく複雑な味わいを楽しめます。 ルーは作らずおろし野菜のとろみを利用し、豚こま肉を使って煮込み時間を短縮しているのでとても簡単に作れます。 子どもは甘酒を足して甘口に、大人はガラムマサラでスパイシーに。食卓で味を調整できるので、2種類(大人用・子供用)のカレーを作る必要がありません。
*幼児さんがいらっしゃるご家庭はカレー粉を小さじ1からお試し下さい。 *ストウブ ココットラウンド20㎝を使用しています。
鍋にA たまねぎ(2㎝角)1個、にんじん(すりおろし)1本、にんにく(すりおろし)1片、ローリエ1枚、サラダ油大さじ2を入れさっと炒め、蓋をして5分蒸し焼きにする。豚こま肉、カレー粉も加え豚肉が半分白くなるまで全体をまぜながら加熱する。
トマトは4等分のくし形に切りヘタをとる。赤パプリカは2口大の乱切り、いんげんは1/3長さに切る。
2とB コンソメ大さじ1、ウスター大さじ2、塩小さじ1/4、湯(又は水)400mlを1に加え蓋をして10分煮る。
トマトの皮を取り除き、トマトをつぶしながら全体を混ぜる。じゃがいもの皮をむきすりおろして加え、全体をたまにかき混ぜながら5分煮る。火を止め甘酒を加え、塩(分量外)で味を整える。
器に盛り、スパイシーさが足りなければガラムマサラをふり、甘みを足したければ甘酒(分量外)を加えて頂く。
270576
玉田 悦子
料理家・食育講師
・食育講師、フォトスタイリスト、3児の母 ・2016年食育スクール「青空キッチン市川」開講。延べ7000名の子どもたちとレッスン ・幼児の食ライフスタイルサポート(オンライン) 食品メーカーにてマーケティングに携わった後、料理家として独立。小さな頃から様々な食材に触れ合ってほしいという思いから子どもの食育を学ぶ。 子どもの偏食に悩む母親をサポートしたいという思いで、食育スクール『青空キッチン市川』を開講。 子どもの発達にあわせた指導が好評。レッスンでは調理技術の習得だけでなく、聞く力・考える力を養ったり、栄養・文化について子どもが楽しく学ぶことを重視している。 近年は、料理が苦手なママ向けに、子どもが一生ものの健康食習慣を身につけられる「幼児の食ライフスタイルサポート(オンライン)」を実施。 *得意レシピ:子どもと作れるレシピ、忙しいご家庭でも作れる子どもが喜ぶ栄養バランスの取れたレシピ *レシピ開発のほか、子どもの野菜嫌いを克服するための食育セミナーや企業様料理教室、コラム執筆、写真撮影等幅広く活動中 *食品メーカー時代はコンセプト立案から試作、商談、生産ライン落とし込みまで、一通りを経験しているのが強み。 モットーは 食卓を囲む全員にとって、食事の時間がもっと楽しいものになりますように!!