夏バテ予防の豚肉と、体の余熱を冷ますゴーヤを使ったカレー。ゴーヤとココナッツは、暑い時期に負担のかかる心蔵の働きを補う作用があります。おいしく夏の体を養生するカレーです。
鍋1つで作りたかったので、先に豚肉とゴーヤを炒めて、とり置きました。場合によっては、①②③は、食べる直前で行ってくださいね。
ゴーヤは種とわたを取り除き、5mm幅に切る。 豚肉のうち150gは6~7cmに切る。残りの100gは1cm幅くらいに切る。
鍋を3分ほど温めサラダオイルを入れて温まったら、6~7cmに切った豚肉を軽く塩こしょうをふって炒め、容器にとりだす。
②の鍋にゴーヤを入れ軽く塩をふって、少しシャキシャキ感が残るくらいまで炒め、容器にとりだす。
空になった鍋に、トマトの角切りの3/4の量、Aを入れて蓋をし、中火で加熱し、温まったらごく弱火にして15分蒸し煮にする。
Bを加えて温め、蓋をして15分ごく弱火で加熱する。その後15分そのまま置く。
⑤をミキサーでミキシングして、温める。
ソテーした豚肉とゴーヤは温める。器にごはん、⑥、豚肉、ゴーヤ、残りのトマトの角切りをのせる。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。