さつま芋と松の実の餡が入ったごま団子。秋は空気が乾燥して、空咳や肌の乾燥が気になる季節です。松の実やごま・はちみつは、呼吸器系と肌を潤す働きがあります。気を補うさつま芋を組み合わせで、秋のトラブルを防ぐ働きのあるスイーツです。
揚げる時は温度が高すぎると、団子に火が入る前にごまが焦げてしまいます。低温でじっくり揚げて下さい。
バーミキュラに水(分量外:大さじ2)を入れて大きめのオーブンシートをひき、【1】を並べて蓋をして弱火で20分蒸し煮する。時間があれば粗熱が取れるまで、そのまま置いてください。
松の実はから煎りして、すり鉢ですりつぶす。
【2】をマッシュして、松の実、はちみつとシナモンをくわえてよく混ぜる。12等分してボール状にする。
白玉粉に水を加えて、手でこねるようによく混ぜ、12等分しボール状にする。(水の量は、耳たぶくらいの硬さを目安に、製品の注意書きを参考にしてください。)
【5】を手のひらの上で円形に伸ばし、上に【4】をおいてくるみ団子状にする。
【6】に白ごまをたっぷりまぶす。まぶす前に団子に霧吹きで水をかけると、ごまがくっつきやすくなります。余分なごまは、落としてください。
鍋に揚げ油を3~4cmほど入れて温め、140~150℃の低温で、【7】を転がしながら揚げる。ふっくらして、1か所くらい小さな裂け目ができたら、出来上がりのサインです。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。