秋は空気乾燥して、お肌や呼吸器系の乾燥が気になる季節。 体を潤すブリとトマト、ヨーグルトのカレーです。 かぼちゃやさつま芋など、秋の味覚と一緒にすると、栄養価がいっそう高まります。 隠し味にオイスターソースを使って、お子さんでも食べやすい、甘めの仕上がりのカレーです。
①で蒸し煮にする時は、密閉性が高く厚手の鍋を使ってください。他の場合、少々水を入れるなど、焦げ付かないように注意をしてくださいね。
玉ねぎ、長ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにし、厚手の鍋でA 塩小さじ1/4、こしょう少々、サラダオイル大さじ1と一緒に20~30分蒸し煮にする。
ブリのあらは骨などを取除き食べやすいサイズに切って、B オイスターソース小さじ1、塩・こしょう各少々を混ぜ合わせ小麦粉をまぶす。
フライパンにサラダオイルを入れて温め、クミンシードの香りがでるまで炒める。 ブリを加えてしっかり炒める。
①の鍋にC トマトジュース300cc、ヨーグルト100cc、オイスターソース大さじ1、カレー粉小さじ2、はちみつ小さじ2を加えて温めて味を調え、ミキシングする。
オーブンを180℃に余熱する。秋野菜はそれぞれ食べやすいサイズにして、D オリーブオイル大さじ1、塩少々を混ぜ合わせ、 オーブンで15分くらい焼く。(さつま芋や蓮根は変色を防ぐため、切ったらすぐに水にさらしてください。)
皿にごはん、カレー、ブリ、秋野菜、ブリ、パセリの順に盛り付ける。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。