旨みをぎゅっと閉じ込めた、もっちり食感がたまらない! ほどよい塩けの上品な味わい。 刻み野菜たっぷりのサルサを添えて、おしゃれプレートにしました。
シンプルが美味しい蒸し豚。わさびや柚子胡椒をちょんとのせたり、タイのチリソース、生姜醤油でいただくのもオススメです。
パプリカ・キュウリは2~3mm角に刻みます。
豚肉に塩・砂糖をすり込みます。 砂糖は甘みを感じさせず旨みを補う分量。 塩は下味をつけるだけではなく、浸透圧で余計な水を追い出し、独特のもっちり柔らかな食感を作ってくれます。 手のひらで軽くすりこんだら、ラップで包んで冷蔵庫で1時間休ませます。
豚肉から出た水分をペーパーでふきとり、ザルに置いて風味づけのネギ・ショウガをのせます。 ザルよりひとまわり大きい鍋に水200ccを入れ、ザルをセットします。 内側がコーティングされてる鍋を使用する場合、ザルの下にクッキングシートを敷いておくと安心です。
鍋の蓋をして強火で加熱。 沸騰したら弱火にして15分蒸し(豚肉の厚みが3cm以上ある場合は、加熱時間を5分ほど長くとって様子をみてください)、火を止めてそのまま15分待ちます。
出来立ては肉汁が安定していないので、粗熱をとってからスライスします。 A パプリカ(赤)1/2個、キュウリ1/2本、コーン40g、オリーブオイル大さじ2、レモン大さじ1、塩小さじ1/2をよく混ぜ、蒸し豚に沿えます。
スライスした蒸し豚に塩胡椒をふって、表面をこんがりソテー。丼にするのもいいけど、マヨネーズをたっぷりかけたサンドイッチも絶品!
いつものサラダに、1cmの拍子にしてソテーした蒸し豚をトッピング。これだけで見た目も食べごたえもググッとランクアップします。
210341
加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか