魚のクセが気になりにくい、食べやすい味つけのぶりの照り焼き。バターのコクとポン酢の旨み・さっぱり感で、ご飯がとてもすすみます。ふっくら仕上げるコツも◎。 相性の良いねぎ、じゃがいもを一緒に添えると、野菜もおいしくいただける一皿に。
◆ぶりは、塩を振って出てきた水けをしっかり拭いておくことで臭みのない味に。焼き色をつけたら弱火で焼きすぎないようにするとふっくらと仕上がります。 ◆野菜を焼いた後、油が足りなければ少し足してください。 ◆バターは一番最後に加えて風味を立たせます。
ぶりは塩少々(分量外)を振り10分置いて、出てきた水けを拭く。 [A]は混ぜ合わせておく。
長ねぎは食べやすい大きさに切る。 じゃがいもは皮をむいてひと口大に切り、ラップをして電子レンジ(600W)に2分かける。
フライパンに油を熱して、ねぎとじゃがいもを焼く。こんがりとおいしそうな焼き色がついたら一度取り出す。
同じフライパンに薄く小麦粉をはたいたぶりを並べ、中火で焼く(※盛り付ける面から焼くとよい)。片面きれいに焼き色がついたらひっくり返し、横にねぎを戻し入れて、弱火で蓋をしてさらに2分ほど焼く。
焦げつかないよう一度火を止め、ぶりにA ポン酢大さじ3、みりん大さじ2杯半~大さじ3をまわしかけたら再び弱火で全体にからめながら味を含ませる。じゃがいも、バターも加えて、さらになじませる。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。