SNSで今話題のチーズフォンデュトースト。食パンに切り込みを入れて”蓋”を作り、中にチーズを入れてトーストしたものです。”蓋”を開けると、とろ~り溶けたチーズソースが出てくるので、”蓋”で中のチーズをすくいながら食べるというもの。パンのサクサク食感と濃厚なチーズの組み合わせが美味しく、きっとクセになること間違いなしです。この美味しいトーストのポイントはパンの切り方! 簡単なようですがいくつかポイントがあるのでご紹介します。
まず食パンを用意します。パンの厚みはお好きなもので大丈夫。ただしあまり薄いと底が破けて失敗してしまうことも。できれば厚みがある4枚切りから始めて、慣れてきたら薄い食パンに挑戦してみるといいですよ。
蓋の部分を作っていきます。包丁を寝かし気味にしてパンの底を破かないよう、食パンの左上から右下斜め方向に1本切り込みを入れます。角ギリギリまで切り込みを入れず、角の端を2㎝ほど残してくださいね。
切り込みを入れたらパンを右90℃に回転させ、同じように底を破かないよう左上から右下斜め方向に1本切り込みを入れます。この時、包丁を少し立て気味にすると、パンの生地がひっかからず切りやすくなりますよ。
×印に切り込みを入れ終えたら、×印の交差している部分を包丁の刃先を使って少しめくり、めくった箇所を持ちながら、破けないよう刃先を寝かし気味に少しずつ慎重に、削ぐようにパンの耳方向へ向かって上面を切り開いていきます。
パンの耳の端部分を2㎝程度残して切り開いたら蓋のできあがり! パンを右90℃に回転させながら、同様に残り3箇所も切り開いていきます。
こんな感じに×印の切り込みが入れば、パンの準備はOKです。分かりやすいように裏から押しているので×印の部分が開いて見えますが、実際は線のように細くなっていますのでご心配なく!
ここまで用意したらチーズフォンデュソースを作ります。基本のソースの材料は、溶けるスライスチーズ2枚と牛乳大さじ1。たったこれだけ。
耐熱ボウルに溶けるスライスチーズ、牛乳を入れ、ラップをせずに電子レンジで30秒。取り出したら熱いうちに泡立て器などでクルクルと滑らかに混ぜます。お好みで粗びきブラックペッパーを加えて下さいね。
パンの上面切り込み部分を開いて、ソースを流し入れます。切り開いた部分はちぎれやすいのでそっとめくって下さいね。一度に全部入れてしまわずに、4カ所均等になるようソースを注ぎます。この時蓋の切り口にソースがなるべく触れないようそっと注いで下さいね。スプーンを使うと注ぎやすいですよ!
ソースを全て注いだらそっと蓋を閉じ、オーブントースターでキツネ色になるまで焼いたら完成です! パンの蓋をちぎり、チーズフォンデユソースをたっぷりすくって、熱々のうちにぜひどうぞ♪
アレンジを加えてさらなるごちそうに!
●エッグチーズフォンデュトースト
卵をプラスするだけで、グッと豪華な印象になりますね。濃厚なとろとろ卵のコクが加わり、まさにごちそうです!
<材料>
基本のチーズフォンデュソース
卵 1個
詳しいレシピはコチラ
https://oceans-nadia.com/user/26597/recipe/143383
●明太子チーズフォンデュトースト
基本のチーズフォンデュソースを作ったら、温かいうちに薄皮をとった明太子10g、マヨネーズ小さじ1を加えて混ぜ、パンに注いいでオーブントースターで焼きます。仕上げに刻み海苔を散らしてできあがり。和食材もチーズに合いますよ!
●キャラメルチーズフォンデュトースト
まるでキャラメルポップコーンのような味わいは、病みつきになること間違いなし! 基本のソースにキャラメルを加えて作りますが、工程が異なりますのでぜひレシピをご覧下さいね。
<材料>
食パン 1枚
キャラメル 4個
牛乳 大さじ1
溶けるスライスチーズ 2枚
詳しいレシピはコチラ
https://oceans-nadia.com/user/26597/recipe/143381
毎日何気なく食べている食パンも、切り方を変えるだけで食感も味わいも変わります。もしパンに穴が空いてしまったら、アルミホイルを下に敷いて焼いて下さいね。ソースが流れ出る心配があるなら、アルミホイルの角を少し立てて焼くといいですよ! パンをカットするには波刃のペテイナイフが使いやすくてオススメです。寒くなってくるこれからの季節に、ぜひ味わっていただきたいメニューです。