お肉もどきとは
お肉もどきとは、言葉通りお肉の味や食感を似せた料理のことをいいます。ベジタリアンカフェなどでも、高きびのハンバーグや、大豆ミートの唐揚げ、油揚げの肉じゃが、高野豆腐のカツバーガー、などなど、とても完成度の高い料理を見かけるようになってきました。
お肉もどきの食材としては、豆腐、厚揚げ、油揚げ、おから、車麩、こんにゃく、高野豆腐、高きび、大豆ミート、小麦粉のグルテンに含まれるタンパク質で作られたコーフーなどさまざまです。
すでにご家庭で一般的に浸透しているメニューといえば、豆腐ハンバーグかもしれませんね。あれも立派なお肉もどきです。
高タンパクで低カロリーな食材の豆腐は、そぼろにしたり、はたまた豆腐を冷凍してから解凍し、水分をしぼると食感が変り、凍み豆腐になります。その凍み豆腐を普段の唐揚げのように調理すれば、冷凍豆腐のからあげできますし、カレーの肉代わりにも使えたりと豆腐も発想しだいでいろいろな使い方ができます。
今回はお肉もどきに変身する食材を、いくつか紹介したいと思います。
まるで鶏肉!大豆ミート
ちょっとダイエットしたい。お肉をお休みして植物性の食事で体を休めたいと思っても、お子さんや男性がいる場合はなかなか難しいのではないでしょうか。
とはいえ児童の肥満が増え、成人男性のメタボが多くなっているので、家庭内での食事をなるべくヘルシーな食事を作りたいものです。でも野菜だけでは、お子さんや男性にはもの足りないはず。
そんな時におすすめなのが大豆ミートです。
最近も大手メーカーから大豆ミートの加工食品が販売されたように健康食として少しずつ注目されています。
大豆ミートは、バラ肉タイプ、ひき肉タイプ、から揚げ風タイプなど用途によっていろいろ使い分けられます。
写真はから揚げ風タイプ。からからに乾燥した状態で売っているので保存が楽です。
大豆ミートの戻し方には、水戻し、お湯戻し、熱湯をかけて戻す方法があります。
大豆ミートのメーカーによると大豆ミートの重さに対して2〜3倍の水で戻すことを推奨しているようですが、それは排水がすくなくてすむという観点からのようです。水戻し(戻し時間20分)は、 肉らしい食感で歯ごたえがいいですが臭みが残りやすいので、お湯戻しがおすすめです。
大豆ミートのお湯戻しの方法
・大豆ミート90gに対して500ccの水を用意する。
・鍋に大豆ミートと水を入れ弱火で5〜6分煮て沸騰したら火をとめる。
ざるにあげて冷水に浸し、くさみをとるため数回押し洗いをする
最後にしっかりと力をいれて水切りするのがくさみをとるポイントです。
そのあとは調味液(しょうゆ50cc、水30cc、しょうが大さじ1)に浸して、下地をつけておけば、片栗粉をまぶして焼き付けて、野菜と炒めれば大豆ミート野菜いため、180度でこんがりと揚げれば大豆ミート唐揚げの出来上がりです。
下ごしらえが少し面倒かもしれませんが、ぜひ一度作ってみてください。お肉がなくても十分満足できる献立が出来上がります。
まるでヒレカツ!小麦たんぱくのコーフー
ジューシーでさくさくのトンカツ、男性やお子さんも好物の方が多いのではないでしょうか。でもカロリーも気になるし最近お肉を食べた後もたれるようになってきた…という方にもご紹介したいのが小麦たんぱくでできたコーフーです。
こちらがすごいのは、本当にお肉みたいだというところです。
まだあまり一般的ではありませんが自然食品などに売っています。
こちらはすでに味がついているので、下味をつける必要はありません。
小麦たんぱくのヒレカツ(2人分)
材料
・生コーフー160g(1袋)
・小麦粉
・水
・塩
・パン粉
作り方
1・生コーフー固まりになっているのでこれを少しそぐように一口サイズにカットします。
2・小麦粉に塩をひとつまみいれ、少し固めに水で溶きます。
3・2に1をつけ、パン粉をまぶし180度の油できつね色になったら出来上がりです。
見た目もカツです。そしてすでに火が通っているのでパン粉がこんがりと色づけば出来上がるので、調理時間もあまりかかりません。
あまり馴染みのない食材かもしれませんが、ぜひ一度作ってみてください。
まるで焼き鳥!凍みこんにゃくって面白い
そしてもうひとつおすすめしたいのは、凍らしたこんにゃくです。
お肉らしく感じるにはやはり食べたときの繊維質が重要。こんにゃくを凍らすことで食感が変わり、より肉らしい歯ごたえが生まれます。
こんにゃくはそのまま袋のまま冷凍してしまいましょう。
余裕がある方は、先に塩もみし下湯でしてから凍らせば、後で溶かしてから臭みをとる必要はありません。
一度冷凍して解凍したらキッチンペーパーで水分をしっかりふきとります。
そのこんにゃくを用途によって切り分けてお肉のような味付けをして作ってみましょう。
凍みこんにゃくの焼き鳥(6本分)
材料
・凍みこんにゃく1枚
・ねぎ1,5本
・菜種油 大さじ1
・酒 小さじ2
・醤油 小さじ2
・みりん 小さじ2
・七味唐辛子
作り方
1・こんにゃくは表面に表面に細かい切り込みをいれ、一口大にカットする。ねぎは2cmにカットする。
2・竹串にこんにゃく、ねぎ、こんにゃく、ねぎ、こんにゃくの順にさす
3・フライパンに菜種油をいれ、2を並べて両面こんがりと焼き目をつける
4・ねぎに火が通ったら、たれ(酒、醤油、みりん)を煮詰めながら絡め、お皿に盛りつけ七味唐辛子をふる。
目をつぶってねぎと一緒にいただくと、まるでお肉のように感じられます。こんにゃくはお腹を掃除してくれる食物繊維もたっぷりです。ぜひ、お肉もどきを楽しんで、知らぬ間にダイエットを楽しんでみてください。