桜の時期までまだありますが・・ 一足早く春を感じたくて作りました。白いままでも良いですが、今回は天然の着色料である紅こうじ色素を使っています。
桜の葉が10枚セットで売られていることが多いので、作りやすい10コのレシピにしました。 蒸して作る方法もありますが、鍋でつくると手軽にできます☆
<下準備> ・塩漬けの桜の葉は、塩加減をみて、濃いようならしばらく水、または塩水につけて塩抜きする。 ・こしあんは20gづつ丸めておく。
道明寺粉と水145mlをボールに入れてなじませ10分程度置く。 鍋に水80mlときび砂糖55gを入れて火にかけ、きび砂糖を溶かす。 ※溶ければOKです。色をつけないように。
2のシロップを1に注いで混ぜ、紅こうじ色素を数滴たらす。均一になったら鍋に戻し、弱火〜中火にかけてへらで混ぜながら6〜7分煮る。道明寺粉に火が入って柔らかくなり、少し粘りが出てきたら、ボウルに移して粗熱を取る。
3の道明寺を10等分にする。 手に水をつけて、道明寺を広げ、あんを包み込む。 葉脈を外側にして桜の葉を巻く。
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星野奈々子
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。 日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広いジャンルを得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。近著は『スープ・ポタージュ・チャウダーの本』『スープジャーでほめられべんとう』(エイ出版社刊)。