基本的な出汁の取り方です。思いのほか簡単です! 私も忙しい時は、出汁パックや顆粒出汁のお世話になります。白だしやめんつゆも使います。 それで、良いのです(^^) 本物との違いは、奥行きです。 シンプルな豆腐の味噌汁を作るとはっきりします。(それと、塩分が入っているものが多いのでレシピでは調整が必要になりますね。) 本当のお味を知っておく事、次の世代に伝える事はとても大切だと思います。 お時間のある時に是非。 かつお節や昆布の選び方などコメント下さればお答えします。
•昆布を拭きたい時は乾いたキッチンペーパーなどで。白い粉は旨み成分なのでそのままで! •出汁を取った後のかつお節は絞ってはダメと言われますが、軽くなら苦くなりません。 •かつお節の量はお味噌汁など香りを強く出したい時は多めに。素材の旨みを出したい時は少な目にします。
水800mlと昆布を鍋に入れ弱めの中火で沸かす。
鍋の底に細かい泡が立ち始め、昆布がすっかり広がったら取り出し強火にする。
沸騰したら火を止める。 すぐにかつお節を入れる。 お湯に浸かっていないかつお節はお箸で軽くつつく。
1〜2分ほどしてかつお節が沈んだら目の細かいザルで濾す。(細かいかつお節が気になる人はキッチンペーパーをザルにしいて下さい。不織布タイプがオススメです。)
ザルに残ったかつお節は軽く箸などで絞る。
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二階堂まなみ
料理教室主宰・料理研究家
企業ランチプロデュース・レシピ開発・料理教室・出張料理を主に活動しています。王道料理、バランスの良い献立を提案するのが得意です。 都内で20年間飲食店を経営後、4年前に地元千葉にに戻り、夢だった料理家になりました。 体が食べ物からできているのを、多くの人に伝えたいと思っています。 そして日々の料理って、難しく考えずにごく簡単なものでいいんだってことを知ってもらいたいのです。 ほとんど15分以内に出来るレシピを提案しています。 経営者として頑張っていた時は3人の小さな子供たちを預けて必死で働いていました。家事との両立は本当に大変でした。 レシピを作る時はその時の気持ちを忘れないようにしています。 皆さんはもう、充分に頑張っていますから、日々のごはんは気楽にいっていいと思います! 料理に恋をして、ずっと素晴らしい方の元で料理の伝統や調理科学、栄養学を学んできました。今も学びは続いています。 かみ砕いたレシピを通して、私の知識と経験を沢山の方にお伝えしをしていきたいです。 普段使いの日々のごはんに活かしてもらえたらとてもうれしいです。