時短のカレーライスも良いけれど、少し時間を掛けて作る王道のカレーライスはやっぱり美味しい。 出来る限り手間と材料を少なくしながらも、深い味わいになる工夫をしました。 フライパンひとつで作れるのも魅力的。 じゃがいもや人参などの定番具材を加えても良し、お好みのカレーライスを楽しんでくださいね♪
・玉ねぎを炒める時は蓋をしたまま加熱していくことで、フライパンに付きっきりにならなくてもきれいな飴色の玉ねぎを作ることが出来ます。 時々ゴムベラなどで混ぜ合わせながら炒めてください。 ・カレー粉はたっぷりのオイルと共に、しっかり炒めることで風味が増します。 粉気がなくなりパチパチという音がするまで炒めてください。
深めのフライパンを中火で熱したら、牛肩ロースかたまり肉を入れて全面に焼き色をつけて一旦取り出す。
行程1のフライパンに油が残っていれば軽く拭き取り、B 玉ねぎのすりおろし中2個分、にんにくのみじん切り1片分、オリーブオイル小さじ1を加え蓋をしたら弱めの中火で茶色く色づくまで炒める。 時々蓋を開けてゴムベラなどで混ぜ合わせながら加熱していく。
行程2のフライパンにC 米粉または薄力粉大さじ2、カレー粉大さじ3、オリーブオイル大さじ1を加え、粉気がなくなるまで炒める。
行程3のフライパンに少しずつ水を加え、ゴムベラなどで混ぜ合わせながら溶いていく。
行程4のフライパンにD リンゴのすりおろし(皮を含む)1/2個分、生姜のすりおろし小さじ2E 中濃ソース大さじ1、トマトペースト大さじ1、自然塩小さじ1、ローリエ1枚と牛肩ロースかたまり肉を加え、蓋をして極弱火で1時間ほど煮込む。 灰汁が出たら取り除く。 ※鶏肉で作る場合は蓋をして煮込む過程は飛ばし行程6に進んでください。
蓋を開けて好みのとろみ加減になるまで煮詰める。 ガラムマサラを加え、塩加減を調整したら完成。 一度冷ましてから再加熱していただくと、味が落ち着いて美味しくなります。
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高窪 裕美子
料理家・食空間コーディネーター 身体をきれいにするバランスの良い家庭料理と、シャンパーニュに合うおもてなし料理が得意です。 お料理が大好きで、さまざまなジャンルの料理を学んできましたが、たくさん学んで行きついた答えは、結局シンプルな調理法で素材を活かした料理が一番美味しくて身体に優しいということ。 美味しさを引き出す料理の基本を押さえた上で、出来るだけシンプルに作りやすいレシピを考案しています。 身体の中から美しくなるバランスの良い食事で、毎日の食卓が心豊かなものになりますように。 【食に関する資格】 料理技術検定証上級 食育インストラクター 【Diploma取得】 家庭料理、おもてなし料理、日本料理、フランス料理、イタリア料理、和菓子、洋菓子、天然酵母パン、シャンパーニュ、紅茶、テーブルコーディネート 【受賞歴】 テーブルウエアフェスティバル2012 テーブルウエア コーディネート部門 入選