キッチンばさみは、ただ「切るだけ」の道具ではありません
キッチンばさみは、単に「切り離す」用途で使われる方が多いと思います。ですが、じつは、調理における様々なシーンで使うことができる、知られざる便利グッズでもあるのです。
画像は私が15年愛用しているキッチンばさみ。サビもあり、年季が入ったはさみですが、じつに様々な使い方をしてきました。
今回は、お菓子を作る際にとっても便利なキッチンばさみの使い方を3つご紹介します。
キッチンばさみの使い方① チョコレートを砕く
普段、塊のチョコレートを刻むときは、まず適当な大きさに砕き、それからナイフで細かく刻んでいきますよね。ですが、キッチンばさみを使うと、この「適当な大きさに砕く」が、簡単にできるんです。
しかも、ナイフで砕くよりも断然、安全、手軽にできるんです。
ほかにも、ピスタチオを細かくする、ナッツ類を砕く、などのこともキッチンばさみでできますよ。
キッチンばさみの使い方② 瓶のふたをあける
ジャムなどの瓶のふたが開かないとき、どうしていますか?
私は、キッチンばさみの持ち手の内側にあるギザギザに、ふたをはめて開けています。
これ、まさかの機能で、私も気が付いた時はびっくりしましたが、今となってはとても便利。握力を使わなくても、てこの原理で簡単に開くのですから!
この使い方、持ち手の内側にギザギザがある場合にできる方法ですので、まずはお持ちのはさみを確認してみてください。
ちなみに、開けるときだけでなくふたを閉める時にも使えます。しっかり締めたい時には重宝しますよ。
キッチンばさみの使い方③ 自由自在に使う形を変えて
ハサミは、2枚の刃をこすり合わせて切る機能を持ったもの。と思われがちですが、片刃だけで使うこともできるんです。
私は、バニラビーンズの中身をとるとき、半分に切り混みを入れて、片刃で中身をかき出していきます。
この方法でバニラビーンズを取り出すと、ナイフがいりません。
ナイフでかき出すと、バニラビーンズが細くて切り込みを入れずらいために、手を切ることもあります。
ほどほどの厚みのあるハサミの片刃だからこそ、安全に使うことができるんです。
この方法なら、たらこの中身を取り出すことも可能です。
キッチンばさみの片刃、ぜひ使ってみてください。
いかがでしたか? 毎日使っているキッチンばさみには、じつはいろいろン使い方があるんです。ひとつのツールでさまざまな使い方ができるのは、まさに一石二鳥! ぜひ、いろいろと試してみてくださいね。