いちご、ミルク、抹茶の3層が美しく、いちごの酸味と抹茶のほろ苦さも絶妙です。 3層にするにはちょっとしたコツと手間が必要ですが、レシピ通りに作っていただくと、上手く出来ると思いますのでお試しください♪
この写真の器の形状では、白いミルクの層の分量を多くし、抹茶の層の分量を減らしています。 お使いの器の形状により、分量のバランスを調整してください。 いちごは加熱することによって酵素を破壊し、牛乳と混ぜても分離しないようにしています。 いちごの層は生クリームの分量を少なくし牛乳に置き換えると、ピンクの色合いが鮮やかになります。
器に水を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかしておく。 抹茶用、牛乳用、いちご用の3等分(一つが約17gになる)に分けておく。
いちごは2粒を飾り用にとっておく。 ヘタをとり、粗く刻んで小鍋に入れ、グラニュー糖小さじ2を加えてマッシャーか木べらでつぶす。 弱火にかけ、全体がふつふつと泡だつぐらいまで加熱し、火を止めて冷ましておく。 (急ぐ場合は鍋の底を冷水につけて冷ます)
製菓用抹茶パウダーとグラニュー糖小さじ2と1/2を小さめの泡だて器でよく混ぜ合わせる。 2とは別の小鍋に入れ、牛乳50ml、生クリーム50ml、1の粉ゼラチンの1/3量を加えて火にかける。泡だて器で混ぜながら、グラニュー糖と製菓用抹茶パウダー、粉ゼラチンが溶ける程度まで加熱する。(沸騰させないように気をつける) こし器などでこして、盛り付け用の器の1/3の高さまでそっと注ぎ入れ、冷蔵庫で30分以上冷やし固める。
3を冷やしている間に鍋や泡だて器、こし器をきれいに洗う。 鍋に牛乳50ml、生クリーム50ml、グラニュー糖小さじ2と1/2、粉ゼラチンの1/3量を入れて火にかけ、3と同じ要領で煮溶かす。 粗熱を取り、3の抹茶が完全に固まったら、その上から流し入れ、冷蔵庫で30分以上冷やし固める。
2のいちごをこし器でこし、小鍋に入れる。 牛乳50ml、生クリーム50ml、グラニュー糖小さじ2、粉ゼラチンの残り1/3量を加え、3,4と同じ要領で煮溶かす。 粗熱を取り、牛乳の層が固まったら、その上に流し入れて冷やし固める。
完全に固まったら、とっておいたいちごを飾り、あればミントの葉を添える。
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Yukiyo
スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートで、栄養バランスを考えた献立を長年作ってきました。 今では栄養バランスは外さず、家族の笑顔が増えるような華やかで心躍る食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 お料理好きな皆様には旅行気分で楽しみながら、料理にまだ慣れていない方にも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住