今回は、状態のいいアーティチョークが手に入ったので、南仏のひと皿を作りました。 アーティチョークは日本でほとんど見かけませんが、フランスではポピュラーな食材。ゆり根に似た食感、甘み、味わいがあり、フライなどの揚げ物やオーブン焼き、煮込み料理など様々な料理に使えます。 バリグール風とは、アーティチョークを野菜と白ワインで煮込んだ南仏の地方料理です。 ほのかな苦味のアーティチョークと、優しい味わいの野菜をハーブと共に香り高く仕上げました。 可食部が少ないですが、美味しいですよ😋
▶️自家製フォンブランは市販のチキンストックでもOK ▶️ピメンドエスプレッドは唐辛子で代用可 ▶️豚バラの生ハムはベーコンなどで代用可 ▶️アーティチョークは可食部が少ないですが、美味しい食材です。 ▶️フォンブランは、鶏ガラ、セロリ、人参、玉ねぎ、ハーブなどの香味野菜から作るフレンチの基本スープです。
レモンは絞っておく。 湯むき用のお湯を用意しておく。
マッシュルームは刷毛で汚れを取り除き、軸を落とし、5mmの角切りにする。
ニンニクは皮を剥き、みじん切りにする。
トマトはヘタをとり、十時に切り込みを入れ、湯むきする。 *お湯に10秒程潜らせ、氷水へ
豚バラの生ハムも5mmの角切りにする。 *皮がついている場合は取り除く
ボウルにレモン果汁、水を入れ、アーティチョークの外側の蕾を手でむしる。 *アーティチョークは色が変わりやすいため作業中は色止めの為レモン水を使用
あらかた剥けたらナイフで形を整え、硬い部分は切り落とす。
中央部分をくり抜き、茎の部分は切り落とす。 *今回は茎は詰め物に使用するため5mmの角切りにする
熱したココットにオリーブオイル、ニンニクウィ入れ炒める。
香りが出たら、アーティチョークの茎、豚バラの生ハムを入れ炒める。
豚の脂が出たら刻んだ材料(人参、ねぎ、セロリ、マッシュルーム)を入れ炒め、蓋をして蒸らす。 *約5~10分
白ワイン、アーティチョークを入れ、再度蓋をして5分蒸らす。
タイム、サリエット、自家製フォンブラン、ピメンドエスプレッド、エルブドプロバンスを入れ10分くらい煮る。
アーティチョークに火が入れば詰め物の味を整える。(塩、胡椒、オリーブオイル)
トマトを加え、サッと和えたら盛り付け、仕上げにサリエット、タイム、オリーブオイルを飾る。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。