グリーンカレーはタイ料理のケーンと呼ばれる汁物で、スパイスを利かせた料理です。 *タイ語でキアオは「緑」、ワーンは「甘い」で、文字通りには「甘い緑の汁物」を意味します。 グリーンカレーペーストは緑色のハーブ類を用いて作るため、緑色となります。未熟な唐辛子にも辛味はあるので、使用する際は注意が必要です。(辛いのが苦手な方は、唐辛子は少なめに入れると良いでしょう) *カピ(エビペースト)はオキアミを発酵させた東南アジアの魚醤の一種です。 *フランスのピーマンは牛のツノという意味があります。
▶️グリーンカレーペーストは3回分の量です。作り置きし、冷凍しておけばいつでも使えます。 ▶️カピを入れることで本格的な味になります。 ▶️オイスターソースを加えることで、甘さとコクが深まります。 ▶️鶏肉の部位はお好みでOK。また、魚やエビなどシーフードでもOK ▶️タイナスがない場合は通常の茄子でOK ▶️入れる具材はお好みでOK ▶️コンババの皮を使うので、ワックス不使用のものを使用するようにして下さい。
白胡椒(粒)、コリアンダーシード、クミンシードをフライパンで炒っておく。 コンババをよく洗い、水気を拭き取り、皮はすりおろしておく。
グリーンカレーペースト作り ニンニクは皮を剥き、芽を取り、半分に切る。
エシャロットは皮を剥き、輪切りにする。 青とうがらし、ガランガ、レモングラスは細かく刻む。
パクチーは水洗いし、キッチンペーパーでしっかりと水気ととり、細かく刻む。
ミキサーに塩、刻んだ材料(ニンニク、エシャロット、青とうがらし、ガランガ、レモングラス、タイとうがらし、コンババの皮)、炒った(白胡椒、コリアンダーシード、クミンシード)を入れ、回し、ペースト状になってきたら一旦止め、パクチーを加え、再度ミキサーを回す。
ヤングコーン、インゲンは食べやすい大きさに切る。
赤パプリカ、ピーマンは半分に切り、種とワタを取り除き、食べやすい大きさに切る。
タイナスも食べやすい大きさに切り、水に晒しておく。
鶏肉(ソリレス)も食べやすい大きさに切る。
鍋にココナッツクリームを入れ、沸騰させ、カレーペースト(約大さじ3)を入れ、再度沸騰させる。
鶏肉(ソリレス)を入れ、火入れする。 *火が入りにくい食材から入れていきましょう
タイナスを加え、煮ます。 *タイナスはしっかりした肉質なので、火が入るまで8分ぐらいはかかります
インゲン、オイスターソース、ピーマン、赤パプリカ、ヤングコーン、ナンプラーを加え、全体に火を入れる。 *煮詰まったら水で調整します
野菜にも火が入ったら器に盛り付け、ミニバジル、パクチーを飾る。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。