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  • 公開日2022/10/22
  • 更新日2022/10/22

1カップは何cc(ml)?何グラム?正しいはかり方も解説

レシピの材料欄などでよく登場する「1カップ」。普段何気なく目にしているけれど、1カップが何cc(ml)なのか、あいまいな人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、1カップの容量・重量や正しい計量方法などを詳しく解説します。ぜひ毎日の料理作りに役立ててくださいね。

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1カップは何cc(ml)?何グラム?正しいはかり方も解説

【目次】
1. 1カップは何cc(ml)?
2. おすすめの計量カップは?
3. 正しいはかり方
4. 1カップは何グラム?
5. 大さじ1と小さじ1は何cc(ml)?

 

1. 1カップは何cc(ml)?

レシピに出てくる1カップ。容量で表すと何cc(ml)かご存知ですか? 日本の計量カップは1カップ200cc(ml)です。

実は日本では200ccですが、国が変わると計量カップ1杯の容量も変わります。アメリカは約240cc、カナダやイギリスなどでは約250ccと同じ英語圏でも異なるんですよ。海外のレシピを参考にするときは気を付けてくださいね。

水の入った計量カップとお米の入った米用計量カップ

日本の計量カップでも、料理用のカップと米用のカップでは容量が異なります。料理用カップは200cc、米用カップは180ccです。米用カップ1杯は1合で、重量に換算すると米150gになります。料理用のカップでお米を計量するとかたく炊き上がってしまうので、米用カップを使ってくださいね。

 

2. おすすめの計量カップは?

計量カップは料理に欠かせないものですが、大小さまざまあってどれを買うか迷いますよね。小さいものだと50cc、大きいものだと1000ccといろいろあります。

最初に1つ用意したいのが200ccのもの。1カップをすぐに計れるものがよいと思います。もしご家族で住んでいるなら、500ccのものがあるとスープなどを作るときに便利です。計量カップについては「大は小を兼ねる」わけではないので、自分の使いやすい大きさを用意することをおすすめします。

 

3. 正しいはかり方

ここからは、計量カップを使った正しいはかり方を解説します。液体類、粉類でそれぞれ注意するポイントが違うので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

液体類を計量カップではかるときのポイント

水の入った計量カップ

液体類をはかるときは、液体を入れたあと真横から計量カップの目盛りを確認します。このとき、目の位置と目盛りの位置が平行になるようにします。必ず平らな場所ではかるようにしてくださいね。

 

粉類を計量カップではかるときのポイント

粉類の入った計量カップ

粉類をはかるときはダマがないように、塩や砂糖のかたまりがある場合は潰しておいてください。

粉を入れたら計量カップの目盛りを真横から確認します。粉が1か所に偏らないように平らにして確認を。液体類と同じく、目の位置と目盛りの位置が平行になるようにします。

ただし、計量カップでは多少誤差が出やすいため、パンやお菓子などを作る場合はスケールではかる方が精密です。

 

4. 1カップは何グラム?

計量カップは容量をはかるものなので、基本的には重量をはかることはできません。調味料や粉類によって密度が異なるので、同じ1カップでも重量が異なるのです。

例えば、酢など水と密度が同じものは1カップ(200cc)は200gですが、醤油やみりんは密度が異なるので1カップは230gです。

砂糖、小麦粉などよく使うものは1カップの重量を知っておくと便利ですよ。下の一覧を参考にしてみてくださいね。

 

液体類の1カップの重量

酒:200g
酢:200g
醤油:230g
みりん:230g
油:180g
生クリーム:200g
ヨーグルト:210g
牛乳:210g
だし汁:200g

 

粉類の1カップの重量

砂糖(上白糖):130g
グラニュー糖:180g
食塩(精製塩):240g
あら塩:180g
小麦粉(薄力粉・強力粉):110g
米粉・全粒小麦粉:100g
片栗粉:130g
パン粉:40g

<参考文献>
・香川明夫監修「八訂 食品成分表 2021 」女子栄養大学出版部,2022年
・女子栄養大学調理学研究室 監修「調理のためのベーシックデータ(第6版)」女子栄養大学出版部

 

5. 大さじ1と小さじ1は何cc(ml)?

ちなみに、計量カップと共によく使う計量スプーン。大さじ1は15cc(ml)、小さじ1は5cc(ml)です。1カップに換算すると、大さじで約13杯、小さじで40杯です。

料理に欠かせない計量カップ。正しいはかり方は料理の基本なので、この機会にぜひ目盛りの正しい見方をマスターしてくださいね。

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