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    • 公開日2017/11/15
    • 更新日2017/11/15
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    ブルサンと私の“アンビリーバブルサン!”な出会いのお話

    今月からスタートしたブルサンコラム。ヤミーさんとご一緒させていただき、連載がはじまりました。1回目は、私がブルサンを大好きになった出会いのエピソードから。ブルサンとの出会いを思い出していた時、蘇った遠い記憶。原点が父だったとは、という新鮮な驚きでした。

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    ブルサンと私の“アンビリーバブルサン!”な出会いのお話

     

    父と、私と、ブルサンと

    ふと、考えてみた。ブルサンと私の出会いはいつだっただろうか? 気がつけば虜になっていて、特別な日、特別にしたい日の楽しみになっていた。

    私の父、フミオは、昨年古希のお祝いをした70才。昔から食べ物に対する好奇心が旺盛で、母との買い物の際にはいつの間にか新商品や気になる食品をシレッとカゴの中に入れる人。母の「お父さん、また〜」という言葉はレジでの決まり文句だった。母の言葉をよそに弟達と私は、今日は父がカゴに何を入れるかを期待していたものだ。

    思い出深いのは、ケーキのような形で当時革新的なアイスクリームだった「ビエネッタ」。リッチな雰囲気が漂うミルフィーユ仕立てのチョコアイスは、普段のアイスクリームよりもちょっと高級感があった。ケーキをカットするように、家族の人数分に分けて食べたのが懐かしい。

    今日は父がビエネッタをカゴに入れるかどうかと、心を踊らせていたものである。父と一緒に出かける週末の家族の買い物は、いつもより特別感があった。

    話をブルサンに戻そう。
    私がブルサンに出会ったとき、この時の父の気持ちがわかったような気がした。今まで見たことのない斬新なチーズに出会った瞬間、ブルサンはもうすでに買い物カゴの中に入っていた。食べ物への好奇心は、父譲りなのかもしれない。

    家族や仲間と一緒にそれを食べる時の、彼ら彼女らの驚きや笑顔を想像するだけでもワクワクする。思えば父も、家族がビエネッタを食べる時のうれしい顔を楽しみにしていたのかもしれない。

    週末の買い物と家族の団らん。母の作る食事、そして食べた後のお楽しみ。ワクワクする家族の視線の中で、父がアイスをカットして取り分ける。父にとっては、幸せな時間をつくってくれる食べ物だったのかもしれない。

    そして、父にとってのビエネッタは、私にとってのブルサンになった。いつもの時間を特別に、幸せにしてくれる食べ物。

     

    分かち合いたい特別感、驚きの美味しさ
    「アンビリーバブルサン!!!」

    初めてブルサンに出会った時に一番衝撃的だったのは、それが見たこともない「フレーバーチーズ」だったこと。ガーリックバターやレーズンバターは見かけたことがあるものの、フレーバーチーズを見たのは初めてで、すぐにでも試してみたい衝動にかられた。そういうところも、父ゆずりなのである。

    さて、購入したのは良いものの、この勘は間違っていないだろうか? ちょっとした好奇心が「特別なもの」への確信に変わったのはひとくち、口に入れた瞬間の驚きだった。

    私のファーストブルサンはガーリック&ハーブだった。
    確か当時のパッケージは、シンプルなイラストとロゴのデザイン。その正方形の箱のイメージか、レコードジャケットを彷彿とさせたことを覚えている。箱を開けると、ほんのり香ばしいガーリックの香りが。アルミのベールをはがすドキドキ感。そしてひとくち。

    なめらかな口当たりに、広がる豊かなガーリックのフレーバー。ネギのような風味のハーブ、チャイブとガーリックの絶妙なバランス。バターのようなチーズのような、でもこんなチーズ食べたことがない! これは本当にチーズなの? そんな疑問も湧いてくるほどだ。

    食べてすぐ、誰かに教えたくなった。これを食べたらみんなどんな顔をするのだろう。特別な“ワクワク”が始まった瞬間だった。それからというものの、ブルサンはすっかり“なくてはならない存在”になったのだ。

    もちろん、父にブルサンの存在を教えたことは言うまでもなく、こっそりカゴに入れるメンバーへ、見事に殿堂入りを果たしたのである。

     

    感動の味わいと組み合わせをシェアできるレシピ

     

    オトナのブルサンレーズンサンド

    ワクワクが連鎖して、楽しい笑顔を生み出す「アンビリーバブルサン」。今日という日を特別な1日にしてくれる、そんな食べ物。

    これから年末年始に向けて、誰かの家で集まってホームパーティをする機会も増えてくる。みんなに教えたくなるこの味わいと感動をシェアできるよう、ワインに合わせたフィンガーフードのレシピを紹介したい。

    なめらかな口当たりにペッパーの香り、ピリリとしたアクセントが特徴のブルサンペッパーに合わせるのは、豊潤な香りと甘さを持つレーズン、塩気のあるクラッカー。

    甘くないワインのお供になる、オトナのレーズンサンドの完成だ。口に広がるペッパーとレーズンの風味がチーズのまろやかさに包まれて、驚きと感動が同時に押し寄せる。特別な日の思い出とともに、忘れられない一口に。

    “オトナのブルサンレーズンサンド”、持ち寄りアレンジテクニックもご紹介。ワックスペーパーを舟形にして、レーズンサンドを並べて。彩りにレタスやトマトでデコレーションすると、パッと華やかな印象に。

    くわしいレシピはこちら
    ●『大人のブルサンレーズンサンド』


    みなさんもブルサンを使ったお料理を作ったら、「#アンビリーバブルサン」のハッシュタグをつけてSNSに投稿してくださいね!
    https://www.bel-japon.com/boursin/unbelievable/

     

    今回お話を伺ったNadia Artist
     
    料理家/料理Youtuber SHIMA

    編集協力:ベル ジャポン株式会社

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    Nadia編集部では、食や料理、暮らしにまつわるコラムをお届けしています。 また、テーマごとのおすすめレシピを紹介するレシピまとめや季節のトピックに合わせた特集ページなど、さまざまなコンテンツを日々制作・発信しています。 これからも時短・簡単レシピからおすすめ献立、最新の食トレンドまで、幅広いテーマでみなさまに役立つ情報をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪ <Nadia編集部について> Nadia編集部では、レシピサイトNadia全体のコンテンツ制作・サイト運用のほか、レシピ本の出版、SNS運用、レシピのクオリティチェックなどを行っています。 出版社・編集プロダクション・食品メーカー出身のメンバーや、栄養士の資格を持つメンバー等が在籍しており、食のコンテンツを扱うプロフェッショナルとして日々活動しています。

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