「塩を振ってしばらく置く」。それが鶏肉料理を美味しくするコツ!
鶏肉を美味しく調理するコツのひとつに、”しっかり塩を中まで浸透させる”というのがあります。
しっかり塩を浸透させると肉の臭みが取れ、余分な水分も抜けるので美味しさがぎゅっとしまります。それだけでなく、中までちゃんと塩味がつくので、鶏肉にありがちな「表面だけ味がして真ん中は味気ない」ということも避けられます。
”浸透させる”というと難しそうなイメージですが、とっても簡単です。「塩を振ってしばらく置く」。ただそれだけです。
使う塩の量の目安を覚えておくと便利
例えば、チキンソテーを作ったのに皮はブヨッとして身もパサついて食感がよくないとか、煮込み料理の煮汁は味が濃いのに肉には味がついていない、ということ、これまでにありませんでしたか?
こういう失敗も、塩を振ってしばらく置くだけでほぼ解決します!
まぶす塩の量は、肉の重量の0.3%程度がおすすめ。
1枚300g程度の鶏もも肉なら、1%が3gですので、0.3%は0.9gとなります。
小さじで換算すると、小さじ1/6弱です。
ちょっと数字が色々出てきて難しく感じますよね。いちいち料理のたびに計算もしていられません。
なので、私は<鶏もも肉1枚(250g~300g)に対して小さじ1/8、2枚だと小さじ1/4>と決めて調理しています。
ほんの少しの塩ですが、これで鶏肉料理がググッと美味しくなるので、本当に魔法のようです!
塩を振って置いておく時間も考慮して調理を
ちなみに、塩を振ってから置いておく時間は
・ひと口大に切った場合・・・15分
・4等分に切った場合・・・30分
・1枚そのままの場合・・・1時間
が理想的です。
これは実際に何度も味比べして得た時間なのでぜひともこの通りやってみてください。
ちなみに、時間はこれより長くても構いません。買ってきたらすぐに塩をもみ込んでストックしておくととっても便利ですよ。
クリスマスといえばチキン! 美味しいチキン×ブルサンで素敵なホームパーティーを
ということで、これでみなさん鶏肉を美味しくすることができるようになりましたね。
では、美味しくなったチキン×ブルサンで、飛び切り美味しいクリスマスのメイン料理を作りましょう!
ご紹介するのは「骨付きチキンのビネガー煮」です。
作り方は、
1.鶏肉に塩を振る。
2.フライパンで動かさずにじーっとこんがりと焼く。
3.水分を加えて軽く煮る
の3ステップでOK。
とってもシンプルな調理方法で、蓋をして煮込むので意外と短時間で作れます。ここに、ググッと美味しくなるもう一つの魔法をかけます。
そう、お気づきの通り、ブルサンをプラスします!
食べるときに、ソースにブルサン ガーリック&ハーブを溶かし込みながら食べれば、シンプルなビネガー煮にチーズのコクとにんにくのうまみ、そしてハーブの香りも加わって一気にリッチな味に。
材料はたった5つなのに、それだけとは思えない豪華なメインディッシュに仕上がります。
付け合わせには、オリーブオイルと塩を振りかけてオーブンで焼いたクリスマスカラーの焼き野菜はいかがでしょう?
鶏肉を焼いている間にできあがりますので、ワンプレートにしてどうぞ♪
骨付きチキンのビネガー煮、ブルサン ガーリック&ハーブ添え
煮込みといっても煮汁は少なく、最終的には煮汁を煮詰めてソースにします。
本来はにんにくを一緒に煮て、最後ににんにくを潰してから煮汁を裏ごしするのですが、盛り付けたあとにお皿にブルサンのチーズを添えて、ソースに溶かしながら食べるので、裏ごしする手間が省けます
1.骨付きもも肉を関節で切り離し、塩を振って30分置く。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉の表面がこんがりするまで焼く。
3.ビネガーと水を加えて蓋をして煮込む。火が通ったら肉を取り出し、煮汁はとろみがつくまで煮詰める。
4.お皿に盛り付け、ブルサン ガーリック&ハーブを添える。チーズをソースに溶かし、鶏肉と絡めながら食べる。
くわしいレシピはこちら
●『鶏もも肉のビネガー煮、ブルサン ガーリック&ハーブ添え』
みなさんもブルサンを使ったお料理を作ったら、「#アンビリーバブルサン」のハッシュタグをつけてSNSに投稿してくださいね!
https://www.bel-japon.com/boursin/unbelievable/
今回お話を伺ったNadia Artist
3ステップの簡単レシピ料理研究家 ヤミー
編集協力:ベル ジャポン株式会社