春の足音が聞こえ始めるこの季節、南仏マントンはレモン祭りで街が黄色&オレンジに!
だんだん春めいてくると、何かいつもと違うことを始めたくなる気持ちになりませんか?
料理もそのひとつで、新生活への準備が始まるタイミングに合わせて料理本がたくさん出て、刺激されるというのもあるかもしれません。食材が豊かになり、スーパーの野菜売り場も緑が増えて色みが豊かになってきます。そのことも料理へのモチベーションアップにつながっているのかもしれませんね。
気持ちも前向きになりますが、身体も、春に向けて少しずつ目覚めていく感じがします。たとえば、冬は濃厚でほっこりとするような味を求めがちですが、春は身体がフレッシュなものを求めるようになる感じです。
この季節、南フランスのマントンでは、「レモン祭り(http://jp.france.fr/ja/events/91037)」が行われるそうです。レモンやオレンジなどの柑橘類で作られた、黄色とオレンジ色の巨大なモニュメントを見るために、世界中から人が訪れるとか。
日本は春めいてきますが、ヨーロッパの北部はまだまだ寒くて暗い時間が長いです。パリは氷点下になることも多いです。2月末にパリに行ったことがありますが、日が昇るのは遅く落ちるのは早く、滞在中、昼間もどんよりとした日が続きました。
それに比べてマントンのある南仏地中海側は、東京よりもやや温かい気候。パリの後、マントンよりもっと南ではありますが、スペインの沿岸の町に行きました。カラッと明るくてまるで夏のような日差しで、身体が急に伸びて緩んだ感じがしたのを覚えています。
そんな寒さ厳しい北ヨーロッパの人たちにとって、黄色で埋め尽くされるレモン祭りは、太陽が恋しい時期に行きたくなるお祭りなのだろうな、と思います。
そんなマントンの料理は、典型的な地中海料理。地中海で摂れる魚介、太陽の恵みを受けた野菜にオリーブやレモンなどの果実、そしてチーズを使って作られています。なんだか瑞々しくて、ヘルシーそうですよね!
春を先取り!ブルサン×レモンで南仏の香り漂うサンドイッチに!
今回ご紹介するレシピは、南仏マントンの雰囲気をイメージした、フレンチトースト。ブルサンペッパー×レモン×卵の組み合わせで、冬で縮こまった体をリフレッシュしましょう!
ブルサンとレモンを挟んだサンドイッチをさらに卵液と絡めて焼いた贅沢仕様。
ぱくっと食べると、中からジューシーなレモン果汁とブルサンの濃厚な味があふれます。甘酸っぱい中にもピリッとペッパーの刺激のある、春を感じる味です。
フランス料理というと、おうちで作るにはちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、こんなサンドイッチならチャレンジしやすいですよね。
朝ごはんやランチに、ぜひお試しください。
レモンが香る♪ブルサンのサンドイッチをフレンチトーストに
1. レモンに砂糖をまぶして、砂糖が溶けるまで置いておく。卵液をよく混ぜ合わせる。
2. 食パンの片面にブルサン ペッパーをのせ、レモンをのせる。
もう1枚のパンで挟んだら、1の卵液に浸す。
3. フライパンで5分焼いたらひっくり返してさらに5分焼き、 盛り付けてお好みでメープルシロップとブルサンを添えて。
くわしいレシピはこちら
●『レモン&ブルサン サンドのジューシーフレンチトースト』
みなさんもブルサンを使ったお料理を作ったら、「#アンビリーバブルサン」のハッシュタグをつけてSNSに投稿してくださいね!
https://www.bel-japon.com/boursin/unbelievable/
今回お話を伺ったNadia Artist
3ステップの簡単レシピ料理研究家 ヤミー
編集協力:ベル ジャポン株式会社