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    • 公開日2020/01/09
    • 更新日2020/01/09
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    圧力鍋研究家がおすすめ!今、買うべき圧力鍋は?

    あると便利そうな圧力鍋ですが、選び方や使い方がわからない、という方も多いかもしれませんね。そこで、圧力鍋の専門家でもある料理家に、おすすめの圧力鍋と特長を教えていただきました! 圧力鍋選びの参考にしてくださいね。

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    圧力鍋研究家がおすすめ!今、買うべき圧力鍋は?

     

    圧力鍋があるとこんなに料理の幅が広がる!

    私は前職では調理器具メーカーで広告企画を担当し、圧力鍋も取り扱っていました。そのうちに自然と詳しくなり、自分でも毎日使うように。退職後、友人の料理教室で圧力鍋を教えて欲しいと言われたのがきっかけとなり、現在では圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」を主宰しています。

    圧力鍋といえば、豚の角煮やカレーを煮込んだり、玄米を炊いたりと、特別な用途で使うお鍋と思われているかもしれません。でも、圧力鍋は使い方次第でもっと普段のお料理に活用できるのです。

    煮物はもちろん、プリンを作ったり、出汁をとったり。ピクルスだって作れるんですよ! 白米を炊くのも、炊き込みご飯やお赤飯を作るのも短時間でOK。しかも美味しく炊き上がるんです。

     

    初心者でも失敗しない、圧力鍋の選び方

    圧力鍋を選ぶとき、「大は小を兼ねる」と思って大きめサイズを選ぶ方が多いです。でも、実は最初に大きいものを選んでしまうと、使うのが億劫になってしまい、持て余してしまう方も多いのです。

    私がおすすめするのは、3リットル前後の大きさ。普段のおかずや常備菜を作るのに扱いやすい便利なサイズです。カレーやおでんなどをたっぷり作りたいご家庭では、4〜5リットルくらいが使いやすいでしょう。

    圧力鍋を選ぶ上で、ふたの開閉がスムーズなこと、圧力表示がわかりやすいことも、大きなポイントになります。また圧力鍋には、シュシュッという蒸気音がするタイプ(おもり式)と、静かに圧力調理できるスプリング式といわれるタイプがあります。おもり式は圧力調理中であることがわかりやすいのが特長。ただし、音が気になるという方は、調理中の音が静かなスプリング式を選ぶといいと思います。

    そして、お料理に一番大切なのが、作動圧力の違い。玄米をもっちり炊きたい、魚の骨までやわらかくしたい、角煮をトロトロにしたいという方には、作動圧力が高い鍋がおすすめ。

    逆に、野菜を煮崩れさせずにきれいに作りたい、白米をふっくらと炊きたい、という方には、作動圧力が高すぎないものが合っています。

    圧力の切り替えができるタイプもあり、それなら食材や料理に合わせて最適な圧力を設定できるので、よりいろいろな料理に対応できますよ。

     

    買うならこれ!圧力鍋研究家おすすめの5点

    たくさんの圧力鍋がありますが、過去30種ほどの圧力鍋を使ってきた経験から、みなさんにおすすめしたい鍋を5つ集めました。ご紹介しますね。

     

    シンプル設計でコンパクト!圧力鍋初心者でも使いやすい:ビタクラフト スーパー圧力鍋 アルファ 2.5L

    毎日のように圧力鍋を使いたい方、普段のお料理にも活用したい方には、こちらのようなコンパクトサイズがおすすめです。

    スプリング式なので、加圧調理中はとっても静か。ステンレスとアルミニウムの5層鋼を全面に使用しており、付属ふた(写真手前のもの)を使えば、高級ステンレス多層鍋として圧力をかけないお料理にも活躍します。

    材料を鍋に入れてふたを完全に閉めてから火にかけ、中の圧力が高まると、ふたの中央の圧力表示ピンが上がってきます。ピンに記された赤いラインで圧力レベルを判断し(レベル1とレベル2)、適したラインまでピンが上がったら弱火にします。加圧調理中は、適したラインが常に見えている状態をキープする火加減に調整するのがポイントです。

    煮崩れしやすいかぼちゃの煮物も、低圧で短めに加圧調理したあと、付属のふたを使って仕上げれば煮崩れ知らず!

    付属品には蒸し料理用のスチーマーもあり、蒸し料理に使ったり落とし蓋としても使えますよ。

    ●ビタクラフト スーパー 圧力鍋 アルファ 2.5L 0622
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    値段がお手頃!4人分のカレーにもぴったりなサイズ:ビタクラフト スーパー圧力鍋シクロ 3.5L

    鍋の内径19.8㎝とコンパクトなサイズながら、3.5リットルの容量があるので、4人分のカレーやシチューなども十分作れます。小回りが利くサイズなので、スープや煮豆などの作り置きおかずを作るのにもぴったり。コンパクトで深さがある形は、3つ口コンロでお鍋やフライパンを同時に並べたい場合にも、場所を取らず使いやすいと思います。

    ビタクラフトの圧力鍋技術はそのままに、鍋本体の底面のみ3層という設計で、軽くて使いやすいのが特長。また、お財布にも優しいのがうれしいです。

    こちらもスプリング式なので、加圧調理中はとっても静かです。圧力の調整の仕方は上のアルファの鍋と同様です。

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    ふたの開け閉め簡単で加圧調理とスチーム調理が同時に作れる:Fissler(フィスラー)コンフォートプラス®4.5L

    ご家族が多い方、一度にたくさん作りたい方には4.5リットルくらいのサイズもおすすめです。

    フィスラーのコンフォートプラス®は、高圧・低圧・スチームがダイヤルで簡単に設定できます。フィスラーの圧力鍋は、どの製品も開け閉めがとても簡単でスムーズなので、使っていてストレスがありません。スプリング式なので、調理中はとっても静かです。

    スチーマーと三角脚があらかじめセットになっているので、蒸し料理も手軽に作れます。スチーマーを本体鍋に重ねれば、加圧調理で煮込みながら、上で付け合わせの野菜を蒸すといったワザも使えて便利です。

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    操作が簡単でも、圧力性能は申し分なし!容量も十分:Fissler(フィスラー)ビタクイック プラス4.5L

    憧れブランドのフィスラーの中でも、お求めやすい価格帯の製品です。シンプルな機能ですが、圧力性能は十分。ふたの開閉もスムーズで使いやすいです。

    容量は4.5リットルと大きめ。鍋本体は上部の方が直径が大きくなる形で、お料理が取りやすいのも細かいながらうれしいポイントです。

    ふたについた圧力表示のラインで、低圧(1本目)、高圧(2本目)を設定します。適した表示が出たら、そのあとは弱火にして圧力状態を保ちます。スプリング式なので調理中はとても静か。圧力鍋の蒸気音が苦手な方にもおすすめです。

    ポトフなどをたっぷり作りたいときは、加圧調理を短めに、火を止めた後、余熱を長めにすることで、煮崩れさせずに美しく仕上げることができますよ。

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    超高圧で骨付き魚も大きなかたまり肉もやわらかく!:Meyer(マイヤー)ハイプレッシャークッカー4.0L

    マイヤーの圧力鍋は特に作動圧力が高く、140kpaの高圧(一般的には80kpaほどの圧力鍋が多いと言われています)、そして約126度の高温調理が可能。そのため、玄米はもっちり、魚の骨までしっかりやわらかく、豚の角煮もとろけるように仕上がります。ただし、圧力切り替えがないので、デリケートな食材を調理する場合はごく短時間で火を止めるなど、少しコツが必要になります。

    今回ご紹介する中では唯一、加圧調理中に蒸気音がするタイプです。圧力は、ふたの調整バルブから蒸気を出しながら行います。

    鍋自体のデザインもとても美しいマイヤーの圧力鍋。調理後に食卓に置いて、アツアツをサーブするのもいいですね。

    ●Meyer 圧力鍋 シルバー 4.0L ハイプレッシャークッカー 4.0L YR-PC4.0
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    圧力鍋を使いこなして料理を楽しもう

    煮込み料理や炊飯も、圧力鍋を使えばぐっと時短になります。ただ時短になるだけじゃなく、かたまりのお肉はほぐれるようにやわらかくなり、魚は骨まで食べられるようになり、お米はふっくら、玄米はもっちりと、普通のお鍋ではなかなか出せない味わいや食感を生み出してくれるのが、圧力鍋の魅力です。
    ぜひ、圧力鍋を使いこなして、今までよりも「時短で楽して美味しい」を実現させてくださいね。


     

    今回お話を伺ったNadia Artist
     
    圧力鍋研究家 さいとうあきこ
    https://oceans-nadia.com/user/10164/profile

    ●そのほかキッチンツールに関するコラムはこちら
    『Nadia Artistのおすすめキッチンツール』

    編集協力:アマゾンジャパン合同会社

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    Nadia編集部では、食や料理、暮らしにまつわるコラムをお届けしています。 また、テーマごとのおすすめレシピを紹介するレシピまとめや季節のトピックに合わせた特集ページなど、さまざまなコンテンツを日々制作・発信しています。 これからも時短・簡単レシピからおすすめ献立、最新の食トレンドまで、幅広いテーマでみなさまに役立つ情報をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪ <Nadia編集部について> Nadia編集部では、レシピサイトNadia全体のコンテンツ制作・サイト運用のほか、レシピ本の出版、SNS運用、レシピのクオリティチェックなどを行っています。 出版社・編集プロダクション・食品メーカー出身のメンバーや、栄養士の資格を持つメンバー等が在籍しており、食のコンテンツを扱うプロフェッショナルとして日々活動しています。

    「料理家」という働き方 Artist History