「見せない収納」ですっきり見せる4つのポイント
Nadia Lifestyle Artistのえりです。我が家には、キッチン横に食品のストックなどを保管しておくパントリーがあります。今回は、そのパントリー収納をご紹介しながら、すっきり片付いているように見せる収納のポイントをご紹介します。
新居に引っ越してきたとき、以前の住まいで使用していた収納ボックスをそのまま利用して、パントリーにいろいろと物を詰め込んでいました。
以前のパントリー収納
扉が付いているので閉めればすっきり見えるのですが、扉を開けるとなんだか雑多な感じ…。そこで、試行錯誤してたどりついたのが、中身の見えないボックスに入れてしまう「見せない収納」です。
「見せない収納」にもちょっとしたポイントがあるので、具体的に4つご紹介します。参考にしてみてくださいね。
その1.収納用品は色・形を揃える
以前の住まいで使っていたとりあえずの収納ボックスは、高さが中途半端だったり、不要なでっぱりがあったりして…。デッドスペースができてしまっていました。
そこで、形に無駄がなくて収納力が高い、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」で揃えることに。見た目が揃って、以前の収納よりも圧倒的にすっきりと見えるようになりました。見た目だけでなく、同じ棚に収納できる物の量が倍以上になったんです。
その2.使う頻度で場所を決める
天井の高さまで収納スペースがあるパントリー。どこに何を収納するかを決めるポイントは、使う頻度です。よく使うものは手が届きやすい場所に、使う頻度が低いものは手が届きにくい場所でもOKと割り切ることで、使いやすい収納に近づくことができました。
●高いところには頻度が低いもの
手が届きにくい高いところには、季節限定で使うかき氷機やオーブンの天板など、使う頻度の低いものを収納。
●中段にはよく使うもの
中段はいちばん手が届きやすい場所。日常的によく使うものをここに収納しています。我が家の場合だと、食べ物のストック(乾物、お菓子、カップ麺など)、リビング掃除に使う洗剤や使い捨てモップの替えなどを収納。
●下段はキャスター付きワゴンで収納しやすく
下段には、そこまで使用頻度の高くない食べ物のストックや調味料などを。キャスター付きのワゴンに入れることで、掃除もしやすく、出し入れがスムーズです。
その3.ラベルを貼る
中身の見えない収納ボックスに統一したことで、中身が分かりにくいというデメリットがありました。そのため、何が入っているかひと目で分かるようにラベルを作成したり、ラミネート加工した写真を貼りつけました。こうすることで、中身をすぐに把握できるように。
自分だけでなく、家族のだれが見てもどこになにがあるか分かるようにしておくことが、片付く収納のポイントです。
その4.細かい小袋はケースに入れ替える
お茶漬けやスープの素など、箱や袋に入ったストック品はかさばりますよね。無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」は、深さがあって効率よく収納できないため、無印良品の「EVAケース・ファスナー付」に中身を入れ替えて収納しています。
こうすることで、箱から出してもバラバラにならずに使いやすくなりました。
外袋を処分すると賞味期限が分からなくなるので、ラベルを作って袋に貼っています。
いかがでしたか? 今回は、「見せない」収納で劇的にすっきりしたパントリー収納をご紹介しました。収納アイテムの形と色を統一して隠しつつ、何が収納されているか分かるようにすること。使う頻度で収納場所を決め、「使いやすい」と「きれいに見える」を両立させる仕組み作りがポイントです。パントリーがないという方も、見せない収納の4つのポイントを参考に、自宅の収納を見直してみてくださいね。
Nadia Lifestyle Artist えりさん
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