キッチンの大掃除、どうする?場所別にやり方を解説
Nadia Lifestyle Artistのえりです。今年も終わりが近づき、大掃除のシーズンとなりました。
1年間いろいろな料理を作ってきたキッチンもこの機会にきれいにしたいけど、がんばりすぎてヘトヘトになるのもイヤですよね。そこで今回は、ラクしてきれいにできるキッチンの大掃除のコツをご紹介します。
一気に大掃除しよう! と思うと気構えも必要だし大変なので、掃除したいところを簡単にリストアップして、1か所ごとに掃除するといいでしょう。リストには、掃除に必要なもの(ブラシ、洗剤など)も書いておき、できるだけ明確に掃除をイメージできるリストにするといいかと思います。
このコラムでは、換気扇、シンク・蛇口まわり、コンロ、電子レンジ…など、キッチンの場所ごとに効率的な大掃除のやり方を解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【換気扇】つけ置きで汚れを浮かせる
ギトギトの油汚れがたまりがちなのが、換気扇。ファンなど取り外しできる部分は、中性洗剤を溶かしたお湯につけ置きすると汚れが取れやすくなります。中性洗剤とは、台所用の食器洗剤や、人気の「ウタマロクリーナー」などがそれにあたります。パッケージに記載された「液性」が「中性」と表示されている洗剤を選んでくださいね。
つけ置きして浮いてきた汚れを、100均のブラシなどを使ってこそげ取りましょう。汚れが取れたら、しっかり乾かしてから元に戻します。
ファンを乾かしている間に、取り外しができない部分を洗剤で拭きます。私が愛用しているのは、クイックルの「ホームリセット 泡クリーナー」。2度拭き不要でサッときれいになり、除菌もできて便利ですよ。
・クイックル ホームリセット 泡クリーナー/花王 オープン価格
ちなみに換気扇は汚れをためないよう、我が家ではフィルターを使用しています。「スターフィルター」は汚れの除去率が高く、換気扇の汚れをしっかり防止できるのでおすすめです!
・スターフィルター スターターセット(専用枠1枚・交換フィルター2枚)/スターフィルター 3,740円(税込)
【シンク・蛇口まわり】100均グッズで水あかもクリアに!
蛇口のまわりやシンクは、クレンザーを使用してお掃除。ダイソーなどの100均で手に入る「磨いてスッキリ‼ 多目的クレンザー」は、安いうえに水あかやシンクのくもりなどの汚れが簡単によく落ちます。
このクレンザーをスポンジや布に適量つけてこすり洗いし、水洗いして拭き上げるとピカピカになります。
汚れがたまりやすい蛇口の付け根は、ダイソーの「マルチすみっこ洗い」というブラシで汚れをかき出すのがおすすめ。アクリルビーズ入り不織布で掃除しやすく、ヘラも付いていて汚れを落としやすいですよ。
【コンロ】焦げ付き汚れはラップで落とす
IHコンロの焦げ付き汚れは、ラップを丸め、クレンザーをつけてくるくるこすると取れやすいです。汚れたラップは使い捨てできるので衛生的。
普段から「パストリーゼ」などの拭き掃除洗剤で、調理後にサッと拭き上げる習慣をつけておくと、汚れをためこまず年末の大掃除も不要になりますよ。
コンロの排気口は蓋を取り外し、重曹を溶かしたお湯につけて置いてから、汚れをブラシなどでこすり落とします。排気口の中は、布やキッチンぺーパーに洗剤をつけて拭きましょう。
我が家では排気口にもステンレスのカバーを付けて、汚れを予防しています。そのおかげで排気口にゴミが落ちたりせず、汚れる頻度が低くなってお掃除もラクになりました。
【電子レンジ】重曹ひとつで汚れも匂いもスッキリ
電子レンジには、食べ物の油汚れなどが意外とたくさん蓄積されているもの。重曹を溶かした水をレンジ加熱して、蒸気で汚れを浮かせると簡単に掃除できます。
1カップ(200ml)の水に対して、小さじ1/2~1杯ほどの重曹を溶かし、レンジで3分ほど加熱しましょう。庫内に蒸気が行き渡り汚れが浮いてくるので、同じく重曹水を染み込ませた布巾で拭き上げたら、水拭きをして完了です。
重曹には油汚れによる匂いを消す働きがあるので、庫内に残ったイヤな匂いも取り除いてくれますよ。
【壁・床】拭き掃除洗剤で調理汚れを落とす
調理中の汚れが飛び散りやすいのが、キッチンの壁や床。大掃除の仕上げに、ここもきれいにできるといいですよね。
我が家では、ここでも「ホームリセット 泡クリーナー」が活躍。こびり付いた汚れがある部分は、こちらを吹き付けて、100均のブラシなどでこすると取れやすいですよ。
普段我が家では、キッチンの床にはお手入れのしやすいクリアマットを敷いています。拭くだけで汚れが取れて、キッチンも広く見えるので気に入っています。
キッチンの大掃除のやり方を、場所ごとにご紹介してきました。大掃除の時間がない場合は、特に年末にきれいにしておきたい場所、普段ほうっておきがちな場所をピックアップして、そこだけを掃除するのもいいと思います。
新しい年もきれいなキッチンで美味しいものを楽しみたいですね。がんばりすぎずに、良いお年をお迎えください!
Nadia Lifestyle Artist えりさん
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