憧れのキッシュをおうちで手軽に楽しみたい!
女性や子どもに人気の「キッシュ」。黄色くてツヤツヤ、具だくさんのキッシュは憧れの料理、という人も多いかもしれませんね。
本格的に作ろうとすると、パイ生地作りから始めなければなりませんが、じつは身近な食材「食パン」を使えば、お手軽に作ることができるんです!
今回は手軽に作れて見た目もかわいい、食パンを使った「パンキッシュ」をご紹介します。
食パンを使えば失敗知らず!
基本のキッシュは、お好みの具材と卵、生クリームや牛乳を混ぜ合わせ、パイ生地の土台に入れて焼くだけの簡単なもの。
ハードルが高く感じるのは、外側のパイ生地やタルト生地の部分ではないでしょうか?
私は冷凍パイシートを使って焼くこともありますが、朝食やブランチで手軽に楽しみたい場合は、冷凍パイシートを使うのも面倒ですよね。
そこで活躍するのが食パン。食パンを小さくカットし、耐熱の器に敷き詰めれば、ほら、簡単に土台の出来上がり! あとはここに具を入れて、オーブンで加熱するだけです。
パンは、冷凍保存してあるものでももちろんOK。思い立ったらすぐにキッシュを作ることができますよ。
それでは、食パンを使った「パンキッシュ」の作り方のコツをお教えします。
食パンの並べ方を一工夫すれば、ぐっとおしゃれに!
食パンは、サンドイッチ用のものか8枚切りの薄いものを使いましょう。ミミの部分を切り落とすと仕上がりがきれいになるのでおすすめです。
ミミを切り落としたら、縦に3等分、横に3等分して、計9つにカットします。やや長方形になっても構いません。
これを大きめなココットのような器に敷き詰めます。
底に敷き詰めてから、側面に放射状に置いていきます。
直径10センチ程度のココット容器であれば、底に3~4枚敷き詰め、外側にはふちに沿って6~7枚並べます。少し斜めにしてずらすように重ねていくと、焼き上がったときに花びらのようなかわいらしい見た目になりますよ。
直径8センチ程度の小さな容器であれば、底に2~3枚、外側に5~6枚敷き詰めればいいでしょう。
食パンは容器の大きさに合わせて、適宜敷き詰めましょう。
パンキッシュならではの「おいしい点」
ちなみにこのパンキッシュ、場所によってパンの食感が変わるのもうれしい点。
底に敷き詰めた食パンは卵液がしみ込むのでふわふわと柔らく、外側に並べた食パンはサクサクで香ばしくなります。同じ食パンなのに違った食感が楽しめるのもパンキッシュの嬉しいところ!
お好みの具材でオリジナルキッシュを楽しんで!
食パンで型が出来上がれば、あとはお好みの具材と卵液を混ぜ合わせて流し込んで焼くだけ♪
具材の組み合わせをいくつかご紹介しますね。
●ピザ用チーズどんな具にも合うチーズ。上からトッピングするだけでOK
●ほうれん草とベーコンやしめじ、ハム少し塩気があって旨味が出る食材と野菜の組み合わせは万能! 朝食からブランチ、おもてなしにまで幅広く応用できます。
●小松菜とベーコン、アスパラガスとスモークサーモン彩がきれいな組み合わせは、それだけでごちそう感アップ!
●チョリソーと夏野菜ピリ辛味のキッシュはおつまみにもなります。冷えたビールとも相性ばっちりでこれからの季節におすすめ。
●じゃがいもとコーン子どもウケ抜群! ペロリと完食してくれます。
そのほかにも、レンコンやズッキーニ、ドライトマトなどを入れて季節感を演出したりと、アレンジは無限大!
冷蔵庫の残り野菜や季節の野菜を使ってぜひオリジナルのキッシュを作ってみてくださいね。
キッシュを作るときの注意点
炒め合わせた具材を卵液に入れるときは、必ず粗熱が取れてからにしましょう。また、焼いている途中でパンが焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせると、防ぐことができますよ。