春から初夏にかけてそら豆が出回ります。旬のそら豆をたっぷり使って作ります。すり流しは和風のポタージュといった感じですが、昆布とかつおだしで仕上げているので、さっぱりとして空豆の味を味わえます。脾胃に優しい食材で、体にたまった余分な水分も取り除くので、この時期におすすめです。
すり流しを上手に作るポイントは1つ!食材がしっかりと柔らかくなるまで煮ることです。そうすれば滑らかなすり流しができます。 ミキサーがない場合はハンドブレンダーを使ったり、ザルでこしてもOKです。
そら豆(さや付き)はさやと薄皮をむく。じゃがいもは皮をむいてひと口大、玉ねぎは薄切りにする。
鍋に水300ml、昆布、1を入れて中火にかける。煮たったら弱火にし、フタをして13分ほど、じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
昆布を取り除いて、ミキサーにかけて鍋に戻し、かつおだしでのばして温め、塩(小さじ1/2程度)で味を調える。
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根本美保
身近な食材でシンプルに美味しい家庭料理を心がけています。 薬膳も取り入れ、体にも優しいメニューを考案中☆ カルチャースクールでの料理教室講師、雑誌等の料理撮影、日本各地の食材を使ったメニュー考案などをしています。