簡単スピードメイン料理の代表、レンジ蒸し鶏
レンチンで作る蒸し鶏は、火を使わず、作りおきもできるので、うまく作れるようになると、働くママの強い味方になります!
でも、加熱時間の加減がわからず、一部がパサついたり、逆に中心が生っぽかったり、失敗すること、ありますよね。
そこで、今回は絶対失敗しない、柔らか~いレンジ蒸し鶏の作り方をご紹介します。
失敗しらずの秘訣は片栗粉水!
レンチン加熱でもかたくならず、ジューシーな蒸し鶏を作る方法は、ズバリ、鶏肉に砂糖を加えた片栗粉水をもみ込むこと。
砂糖には、お肉の中でコラーゲンと水分を結び付けてくれる働きがあります。そんな保水効果のある砂糖で鶏肉に水分を含ませ、片栗粉の膜でコーティングすることでしっかり火を通しても、しっとりジューシーな肉になるんです。
この作り方だとレンジ調理でもとっても柔らかく仕上がり、私は一度も失敗したことがありません。
失敗しない蒸し鶏の作り方
【材料(2人分)】鶏もも肉…1枚(300g)A 塩・しょうがすりおろし…各小さじ1/2A 砂糖・片栗粉…各小さじ1A 水…大さじ2A 酒…大さじ1
【作り方】
1.鶏肉を室温に戻し、切り込みを入れる
室温に戻した鶏肉の余分な皮と黄色い脂を取り、皮目を下にしてまな板に置きます。肉の表面に2~3cmの間隔で切り込みを入れていきます。このとき、皮を切り離してしまわない程度に、大胆に切り込んでください。
2.下味をしっかり染み込ませる
厚手のポリ袋などに鶏肉とAの材料を入れてよく揉み込み、15分以上おきます。
下味は、多めの水分と砂糖、片栗粉がポイントです。
出来れば半日くらいおく方が、下味が染み込み、おいしく柔らかくなります。
もともとの鶏の鮮度にもよりますが、この状態で冷蔵庫で2~3日保存も可能なので、事前に準備しておくと便利です。
3.レンジ加熱し、そのまま余熱で火を通す
耐熱皿に鶏肉を置き、ふんわりラップをかけ、600Wのレンジで4分加熱します。そのまま5分置き、余熱で火を完全に通します。
あら熱が取れて、肉汁が落ち着いてから切り分けます。※倍量の鶏もも2枚で作るときの加熱時間は「7分加熱、5分おく」となります
たったこれだけで、しっとりジューシーな蒸し鶏の完成です!
その他、作り方のポイントとしては、●片栗粉は少な目でOK
下味の片栗粉はお肉1枚につき、小さじ1と少量で問題ありません。多めに入れても、問題はないのですが、肉の周りにゼリー状の片栗粉の固まりが出来てしまい、見た目と食感がイマイチになってしまいます。
●保存は蒸し汁といっしょに蒸し鶏を保存する時は、出てきた蒸し汁もいっしょに保存します。ただ、肉の表面に薄い片栗粉の膜があるので、全体が汁に浸かっていなくてもパサつきなどはありません。
失敗しらずのレンジ蒸し鶏を定番メニューにしましょう
作り置きも出来て、ヘルシーな蒸し鶏。しっとりジューシーに作れば、家族からも大人気のメニューになりますよ。
絶対失敗しないレシピで、ぜひおうちの定番レシピにしてくださいね。
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