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    • 公開日2017/04/11
    • 更新日2017/04/11

    絶対失敗しない!超やわらか~いレンジ蒸し鶏のレシピ

    電子レンジ調理は加熱時間の調整が難しく、鶏肉を調理すると中が生っぽかったり、一部がパサついてしまう、なんてことも多いもの。そんな「レンジ調理が苦手…」と感じている方におすすめしたい「レンジ蒸し鶏」のレシピを徹底解説します! 絶対に失敗せず、とってもジューシー、かつ柔らかく仕上がる簡単時短のレシピですので、ぜひお試しを!

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    絶対失敗しない!超やわらか~いレンジ蒸し鶏のレシピ

     

    簡単スピードメイン料理の代表、レンジ蒸し鶏

    レンチンで作る蒸し鶏は、火を使わず、作りおきもできるので、うまく作れるようになると、働くママの強い味方になります!

    でも、加熱時間の加減がわからず、一部がパサついたり、逆に中心が生っぽかったり、失敗すること、ありますよね。

    そこで、今回は絶対失敗しない、柔らか~いレンジ蒸し鶏の作り方をご紹介します。

     

    失敗しらずの秘訣は片栗粉水!

    レンチン加熱でもかたくならず、ジューシーな蒸し鶏を作る方法は、ズバリ、鶏肉に砂糖を加えた片栗粉水をもみ込むこと。

    砂糖には、お肉の中でコラーゲンと水分を結び付けてくれる働きがあります。そんな保水効果のある砂糖で鶏肉に水分を含ませ、片栗粉の膜でコーティングすることでしっかり火を通しても、しっとりジューシーな肉になるんです。

    この作り方だとレンジ調理でもとっても柔らかく仕上がり、私は一度も失敗したことがありません。

     

    失敗しない蒸し鶏の作り方

    【材料(2人分)】
    鶏もも肉…1枚(300g)
    A 塩・しょうがすりおろし…各小さじ1/2
    A 砂糖・片栗粉…各小さじ1
    A 水…大さじ2
    A 酒…大さじ1

    【作り方】

     

    1.鶏肉を室温に戻し、切り込みを入れる

    室温に戻した鶏肉の余分な皮と黄色い脂を取り、皮目を下にしてまな板に置きます。肉の表面に2~3cmの間隔で切り込みを入れていきます。このとき、皮を切り離してしまわない程度に、大胆に切り込んでください。

     

    2.下味をしっかり染み込ませる

    厚手のポリ袋などに鶏肉とAの材料を入れてよく揉み込み、15分以上おきます。

    下味は、多めの水分と砂糖、片栗粉がポイントです。

    出来れば半日くらいおく方が、下味が染み込み、おいしく柔らかくなります。

    もともとの鶏の鮮度にもよりますが、この状態で冷蔵庫で2~3日保存も可能なので、事前に準備しておくと便利です。

     

    3.レンジ加熱し、そのまま余熱で火を通す

    耐熱皿に鶏肉を置き、ふんわりラップをかけ、600Wのレンジで4分加熱します。そのまま5分置き、余熱で火を完全に通します。

    あら熱が取れて、肉汁が落ち着いてから切り分けます。
    ※倍量の鶏もも2枚で作るときの加熱時間は「7分加熱、5分おく」となります

    たったこれだけで、しっとりジューシーな蒸し鶏の完成です!

     

    その他、作り方のポイントとしては、
    ●片栗粉は少な目でOK
    下味の片栗粉はお肉1枚につき、小さじ1と少量で問題ありません。多めに入れても、問題はないのですが、肉の周りにゼリー状の片栗粉の固まりが出来てしまい、見た目と食感がイマイチになってしまいます。

    ●保存は蒸し汁といっしょに
    蒸し鶏を保存する時は、出てきた蒸し汁もいっしょに保存します。ただ、肉の表面に薄い片栗粉の膜があるので、全体が汁に浸かっていなくてもパサつきなどはありません。

     

    失敗しらずのレンジ蒸し鶏を定番メニューにしましょう

    作り置きも出来て、ヘルシーな蒸し鶏。しっとりジューシーに作れば、家族からも大人気のメニューになりますよ。

    絶対失敗しないレシピで、ぜひおうちの定番レシピにしてくださいね。

     

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    このコラムを書いたArtist

    河埜 玲子
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    河埜 玲子

    • 医師
    • 日本キッズ食育協会医学アドバイザー
    • キッズ食育マスタートレーナー

    医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。

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