塩をして水切りをし、濃厚になったお豆腐をステーキにし、アボカドとトマトのソースを添えました。ソースもシンプルですが、塩によってトマトの甘みが引き出され絶品です。
塩をして水切りすると、お豆腐の味が濃厚になり甘みを感じます。ステーキにして香ばしさをプラスすることで豆腐の旨みをより味わえます。ソースも混ぜるだけで簡単ですが、塩がトマトの甘みを引き出し、味に奥行をプラスしてくれます。
木綿豆腐を一口大、厚さ1cmくらいの薄切りにし、天塩やきしおを両面にふる。 キッチンペーパーを敷いたバットやお皿に並べ、更に上からペーパーをかぶせ、1時間以上(出来れば半日以上)おいておく。(可能なら途中で上にかけてあるペーパーを交換する。)
※手順1で豆腐がすべて並べられる大きいお皿やバットが無ければ、ペーパー→豆腐→ペーパー→豆腐→ペーパーというように、2回重ねてもらっても大丈夫。かなり水分が出て、ペーパーがお皿からはみだしているとそこから水が滴って周りが濡れるので注意です。
フライパンにサラダ油、スライスしたニンニクを入れて火にかけ、水切りした豆腐の表面の水分を軽く拭いて並べ、両面をこんがりと中火で焼く。 ニンニクは途中でこげそうになったら取り除く。
A プチトマト6個、アボカド1/4個、赤穂の天塩小さじ1/4、レモン汁小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1の材料でアボトマソースを作る。プチトマトは4等分しボウルに入れ赤穂の天塩をして10分くらいなじませる。さいのめに切ったアボカド、レモン汁、オリーブオイルを混ぜて出来上がり。
3の豆腐に、4のアボトマソースをかける。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。