基本は逆光、太陽はひとつ
料理写真の基本の光は窓際の逆光です。
テーブルを窓際にセットして窓に向かって撮りましょう。奥からの光は料理を立体的に魅せてくれます。自然光って偉大ですね。
手前が暗くなる場合はレフ板で影を和らげます(テーブル手前左に置いてあるのがレフ板)。白ければなんでもレフ板になります。スケッチブックでも発泡スチロールでもなんでもOKです。
自然光で撮影するときは部屋の照明は消しましょう。太陽の光と室内照明は性質が違うので、色が濁る原因になります。直射日光が強く、影がきつく出るときはレースのカーテンで光を和らげます。
真俯瞰でしっかり見せる
真俯瞰の写真はデザイン的でかっこいいです。盛り付けもよくわかりますね。
俯瞰の場合、立体感が乏しくなるのでクロスやカトラリーで動きをつけるといいです。
インスタグラムのフィルターを使う
インスタグラムには、様々なフィルターが用意されていて写真のトーンを変えることができます。いろいろ試してみましょう。
フィルター「LO-FI」を使って力強いトーンにしました。
アングルを下げて撮ってみました。
柔らかい雰囲気にしたかったので、フィルターは「Clarendon」を選びました。「LO-FI」とはまた違った雰囲気ですね。
背景をぼかすフィルター「チルトシフト」を使うとタップした場所にピントが合い、前後がボケます。
完成!
前後がボケて、優しいトーンになりました。
画質はカメラにはかなわないけど、スマホならではの楽しさはたくさんあります。
でも、光の捉え方や画面構成はカメラもスマホもおんなじです。インスタグラムのフィルターもいろいろ試してみるといいですよ。
スマホ写真も、工夫して、楽しんでくださいね。
「写真」関連の記事はこちら!
・道具は必要なし!「かわいい料理写真」の撮り方
・【プロが伝授!】ライブ感のあるインスタ写真の撮り方
・ちょっと素敵な料理写真の撮り方 ~シンプルだけどおしゃれに見せるポイント~