ツヤツヤもちもちベーグルにチョコチップ入れてバレンタインランチにもピッタリにしてみました♪ 手ごねでも比較的楽に作れる休憩タイムありのレシピです。休憩タイムのおかげで生地のつながりが良くなり伸びが良くなるのがわかると思います。(手ごねに慣れている人は休憩なしでどうぞ~)
ベーグル特有のもちもちむぎゅっとした食感にするには、こねすぎない、発酵させすぎないように。 とじ目が開きやすいので、とじ目をしっかり閉じるのを忘れずに。ゆで上がった生地はすぐにオーブンに入れて焼けるようにあらかじめオーブンの予熱をしておくこと。
ボールにぬるま湯、砂糖、インスタントドライイースト、強力粉、塩の順に入れ、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜる。(ゴムベラで混ぜにくかったら手で少しこねるようにすると粉気がなくなります。)生地表面は粗い状態でいいので乾燥しないようにラップか濡れ布巾をかけて15分休ませる。
休ませた生地を5分こねる。掌の付け根の当たりで向こうへ向かって押し・・・
指先でこちらへ戻すように。
生地が折りたたまれた状態になったらまた向こうへ押し、戻す。これを5分頑張ります。
一旦丸めてボールに入れてラップか濡れ布巾をかけて5分休憩。
5分休憩したらまた工程2~4の押して戻してを5分。
薄く伸ばしてみると、厚くて粗いグルテン膜ができています。バターロールや食パンの生地のように薄くてなめらかなグルテン膜ではない状態でOK。こねすぎるとふかふか食感になってしまいます。
丸めてボールに入れてラップか濡れ布巾をかけて35℃で45分発酵させる。発酵させすぎるとふかふかの頼りない食感になってしまうので気を付けて。
生地を取り出し4分割する。
手でそっと広げて何となく四角い形にする。几帳面に四角にしなくて大丈夫。
それぞれ3つ折りにしてとじ目を下にして濡れ布巾をかけ15分休ませる。
とじ目を上に向け、麺棒で20cmくらいの長さに伸ばす。
チョコチップを1個につき15gぐらい(適当でOK)載せる。(写真では気まぐれでクランベリー入れちゃってますが気にしないで~)
3つ折りにする。
さらに半分に畳んでとじ目をくっつける。(写真は左手で半分に折って、右手でくっつけていっているところ) 端まで行ったらもう一度とじ目をしっかりつまんでくっつける。この時点で25cmくらいの長さになっていなければコロコロ転がして25cmくらいの長さに伸ばす。
片方の端にめん棒をかけ平らに広げる。
くるっとわっかにし、平らにした方でもう方側の生地を包み込んでとじ目をしっかりくっつける。
天板に並べて40℃で30分発酵させる。 この間にオーブンを210℃に予熱し、大き目の鍋に湯をたっぷり沸かす。
生地が緩んで少しふっくらして発酵終了。 ここでも発酵させすぎるとふわふわなベーグルになってしまうので、発酵させすぎない様に。 ふわふわの柔らかいベーグルを作りたかったら40分くらい発酵させてもいいですよ。
沸騰させた湯は弱火にして温度は85℃を目安に。グラグラ沸騰したお湯ではだめ。 1リットルの湯に対し大匙1のはちみつか砂糖(分量外)を湯の中に入れる。 生地をそっと入れ片面30秒ずつ茹でる。
ゆであがったらすぐにオーブンに入れ210℃で15分焼く。
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。