レシピサイトNadia
    • 公開日2016/02/01
    • 更新日2016/02/01

    べっぴんさんのレシピ♪モテる女子はサバがお好き?!【鯖のおろし煮】

    マサバより少しお手頃、脂ののったゴマサバは、おいしいだけでなく、美肌や健康にもうれしい成分がたっぷりなんです! 栄養素を余すところなくいただける「べっぴんさん」レシピと、ゴマサバの栄養の秘密を公開します!

    このコラムをお気に入りに追加

    5

    気になるコラムを保存して、後で読み返そう!

    べっぴんさんのレシピ♪モテる女子はサバがお好き?!【鯖のおろし煮】

     

    鯖ってどんな魚?

    青魚といえばサンマやイワシなどが挙げられますが、その代表格が鯖ですね。
    私たちが食べている鯖には、「マサバ(真鯖)」と「ゴマサバ(胡麻鯖)」の2種類があります。
    一般的にマサバのほうが脂が乗っていて、旨みも勝ると言われています。
    私自身が〆鯖にしていただくときは、マサバの方が身のキメがとても細やかいように感じます。
    値段もマサバの方が高価な場合が多いのですが 懐石・日本料理店やお寿司屋さんのほとんどが味の良いマサバを使うそうです。
    マサバの旬は秋~2月まで。
    3月からは産卵の時期に入るため味が落ちてしまいます。

    そこで登場するのがゴマサバ!ゴマサバは1年中質が変わらないため、
    マサバの味の落ちる3月~8月はゴマサバを好んで仕入れるお魚屋さんも多いのだとか。
    そこでゴマサバの旬は夏と言われています。

    「秋サバは嫁に食わすな」とか「寒さば」など美味しいと言われる旬の鯖は、マサバのことだったのですね~。

     

    「マサバ(真鯖)」と「ゴマサバ(胡麻鯖)」の見分け方

    マサバとゴマサバの違いはカラダの模様にあらわれます。
    お腹の部分にまでゴマのような「はん点」があるものがゴマサバで、ないものがマサバです。しかし、鮮度が良いと、このお腹のはん点が見えづらく、間違えてしまうこともしばしばあります。
    鯖のカラダのちょうど真ん中あたりにミシン目のような黒い点線が走っていたら、
    ゴマサバと覚えておくとよいでしょう。
    また、背びれのトゲの数が9~10本ならマサバで11本以上あればゴマサバなのだそう。

    美味しい鯖を年中いただくために、マサバとゴマサバを上手にに選んでみてはいかがでしょうか?

     

    鯖に含まれる痩せるホルモンってなに?

    昨年のテレビ番組で話題になった「鯖の水煮缶」ダイエット。
    一時はかつてのダイエットで話題になった食品と同じように鯖の水煮缶が全国のスーパーマーケットで品薄状態に…。
    番組では、痩せるホルモンと言われる「GLP-1」の小腸からの分泌が活発になると太りにくく痩せやすい体質にシフトできると紹介されていました。
    「GLP-1」とは余分な糖を代謝したり、体脂肪を減らしてくれたり、満腹中枢をを刺激してくれるというホルモンなのですが、鯖に痩せるホルモン「GLP-1」が含まれているのではなく、鯖に多く含まれる「EPA」(不飽和脂肪酸)が痩せるホルモン「GLP-1」の分泌を促してくれる効果があるとのこと!

     

    「EPA」は痩せるホルモン「GLP-1」を増やす!それだけじゃない、もっと美肌へ!

    「EPA」=不飽和脂肪酸エイコサペンタエン酸は、青魚に多く含まれる体内では作り出せない成分です。血液をサラサラにしてくれる効果があるとしても有名ですね。
    その「EPA」には美肌を作る効果もあるそうですよ!

    ・血流を改善して、クマやくすみのない肌へ
    血液をサラサラにしてくれるので、血流もよくなり体温も上がります。栄養分もしっかりとカラダのすみずみにいきわたるので、クマやくすみの改善、乾燥肌の改善も期待できます。

    ・細胞を強く結びつける効果があり、キメの整った肌へ
    細胞同士を強く結びつける作用があるので、キメの整った滑らかな肌にしてくれます。

    ・抗アレルギー免疫力を高める効果で、ニキビやアレルギーの出にくい美肌へ
    アラキドン酸というアレルギーを起こす成分と結びついてアレルギー症状を抑えてくれる効果が期待されています。また炎症作用があるので、ニキビや肌荒れにも良い効果をもたらしてくれます。
    また、ストレス軽減の効果があるのでストレスニキビなどお改善も期待されています。

    「EPA」は、べっぴんさんには欠かせない美しい肌を体の中から作ってくれるようですね!
    欧米人に比べて青魚をたくさん食べる日本人は、スリムで肌も美しいと言われています。
    出来れば週2、3回は青魚を食べるようにすると効果が早いそうですよ。
    100gの青魚を食べれば、1日に必要な量のEPAを摂取することができるそうです。

     

    鯖は「EPA」含有率トップクラス!

    効率的にべっぴんさんモテ女子体質に近づきたいものです。 そこで、「EPA」含有率トップクラスの「鯖」を食べましょう!
    「EPA」は煮物などの調理過程で煮汁に溶け出してしまうため、煮汁も丸ごといただける【鯖のおろし煮】をご紹介します。
    そう、まずはなんといっても和食です!
    こちらのレシピはマサバでもゴマサバでも美味しく召し上がっていただけるレシピですので
    一年中楽しんでいただけます。
    美容のために自分に作るのもいいですが、彼氏や家族にも喜ばれる一品です。

    【鯖のおろし煮】レシピはこちらに掲載中
    https://oceans-nadia.com/user/21538/recipe/121744

    盛り付ける器を雰囲気あるものにすると何気ないおうちの料理もグッと品格が出てきます。留め(トッピング)には「つるむらさきの花」を使いました。とっても可愛くて三島のお気に入りのトッピングのひとつ。ねっとりして味も美味しいのです。

    さぁ、鯖の美味しいこの季節に美味しさも美しさも手に入れて、モテモテな毎日を送りましょう~♪

    キーワード

    このコラムをお気に入りに追加

    5

    気になるコラムを保存して、後で読み返そう!

    SNSでシェアしよう

    このコラムを書いたArtist

    フードリリース 三島 葉子
    • Artist

    フードリリース 三島 葉子

    ◇料理家/フードコーディネーター  現在、広告・出版業界のフードスタイリストとしての活動に重点を置きながら、  メニュー提案、レシピ開発もできるフードコーディネーターとして活躍中。  FMラジオのパーソナリティ、フード専門学校や各種料理教室の講師を務め  料理家として食情報の発信も行っている。  東京・日本橋の自宅アトリエにて料理教室『食のアトリエ リリース』を主宰。 調理師/食育指導士/べジフルビューティーアドバイザー/アスリートフードマイスター ベジタブル&フルーツジュニアマイスター/日本料理プロデューサー/日本茶アドバイザー

    にゃでぃあのおすすめ!
    「料理家」という働き方 Artist History