本来、弱火でじっくりコトコト煮込むポトフを、圧力鍋で簡単に作ります。味付けは塩のみですが、圧力鍋効果で、驚くほど野菜の甘さが出てきます。まさに自然のブイヨン。ベーコンも、味が抜けないように、ひと工夫してあります。
お茶パックに入れる、ブーケガルニもどきのハーブは、家にあるハーブで大丈夫です。 圧力鍋の種類によって加圧時間がかわってくるので、ご家庭の圧力鍋で、時間を調節して下さい。
・キャベツと玉ねぎは、芯を残したまま切る。 ・他の野菜も、大きめに切る。 ・市販のお茶パックに、Aを詰めて、ブーケガルニのようなものを作っておく。
圧力鍋を中火で熱して、オリーブオイルでベーコンを焼き目がつくまで炒めて、オイルにベーコンの香りをうつす。 ベーコンは、取り出しておく。
1の、オイルが入った鍋に、ベーコン以外の全ての材料を入れて、加圧する。
加圧時間は、圧力鍋の種類によっても違いますが、 「あさひ軽金属の活力なべ」の場合は、 高圧にセットして強火にかけて、重りが揺れ始めたら30秒で火を消して、 そのまま圧力が抜けるまで放置しておくだけで大丈夫です。 ※ご家庭にある圧力鍋の種類によって、加圧時間は調節して下さい
圧力が抜けたら、蓋を開けて、お茶パックを取りだし、 ベーコンを戻し入れて、軽く温める。
器によそって、お好みで、粒マスタードや、黒こしょうをかけてお召し上がり下さい。
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本村 美子
薬剤師、料理家の本村美子です。 薬剤師の資格を持ち、薬膳料理も取り入れながら、日々の家庭料理を、ちょっとオシャレに、そして美味しくすることをモットーにお料理しています。 お料理以外にも、パン、スイーツを作るのも大好きです。 パン作りは独学ですが、今では、毎日の食卓に欠かせないものになっています。 お料理も、味はもちろんですが、彩りや盛りつけにはこだわっています。 見た目が華やかであれば、子供が苦手なものでも、食べてくれたりもします。 子供が嫌いなものを克服した瞬間が、たまらなく嬉しく思います。