発酵タイプの漬物には、腸内環境を整える効果あり!
日本人の食卓に欠かせない漬物。さまざまな種類がありますが、ぬか漬けや野沢菜漬け、たくあんなどは今話題の「発酵食品」でもあるんですよ。
これらの漬け物に含まれる植物性乳酸菌は動物性のものより酸に強いので、腸まで届きやすいと言われています。乳酸菌には腸内環境を整える作用もあるので、美肌やアレルギーにも効果があるんですよ。
浅漬け、梅干しにも健康効果たくさん!
漬物には浅漬けや梅干しなど、発酵食品ではないものもあります。ですが、それらも栄養効果は抜群! 浅漬けはビタミン類がしっかり摂れて、野菜の旨みが味わえますし、梅干しは豊富なミネラルにエネルギー代謝に働く有機酸がたっぷり! つまり、漬け物にはいいところがたくさんあるんです。
塩分が多めなので食べ過ぎには注意しなくてはいけませんが、漬物を上手に取り入れて健康と美容に役立てましょう!
漬物はアレンジ次第で立派なおかずになる!
ご飯のお供として食べることの多い漬物ですが、「味のついた野菜」として扱えば、アレンジ次第で立派なおかずにも変身するんです!
「ちょっと飽きてきたな~」というときは、ぜひおかずとして漬物を役立てましょう!
漬け物アレンジレシピ◎白菜漬けと茹で野菜のマヨ和えサラダ
ご家庭にある野菜と漬物を合わせれば、コクと旨みのある美味しいサラダになりますよ。
【材料(3人分)】
・白菜漬け 100g
・茹で野菜(お好みのもの)200g程度
・マヨネーズ 大さじ1
・お好みでオリーブオイル 大さじ1/2
作り方は、食べやすい大きさに切った白菜漬けと茹で野菜を調味料で和えるだけ! 写真の野菜はブロッコリー、スナップエンドウ、カボチャです。
もちろん葉野菜などの生野菜と合わせるもよし、マヨネーズでなく、市販のドレッシングで和えるもよし、ですよ。津物をポテトサラダの具にするのもオススメです!
チャーハンや炊き込みご飯の具に
漬物はごはんとの相性はバッチリなので、チャーハンや炊き込みごはんの具にすれば美味しさは間違いなしです。それ以外にもうどんやパスタなど麺類の具にしても美味しいですよ。
写真のレシピは白菜漬けとしば漬け、ベーコンを食べやすい大きさに切り、オリーブオイルで軽く炒め、茹でうどんとめんつゆを加えて和えました。
刻んでタルタルソースの具に
クリームチーズやマヨネーズと刻んだ漬物を和えれば、即席のタルタルソースに! 肉や魚のソースや、パンにのせてトーストやカナッペとして食べても。
上の写真では、刻んだいぶりがっこ(またはたくあん)と甘酢生姜、パセリをマヨネーズと牛乳、醤油少々で混ぜてタルタル風にしました。
オイルと合わせてお刺身とマリネに
刻んだ漬物とオイルを合わせ、マリネ液にしても美味しいです。写真のレシピは白菜漬けとしば漬けをオリーブオイル、レモン汁と合わせて、切ったサーモンのお刺身を和えたもの。海老やタコ、鯵などでも美味しいですよ。
漬物は美味しいスープにもなる!
漬け物は刻めば具にもなり、ダシも出るので美味しいスープになるんですよ。
ごはんを加えて雑炊風にすれば朝ごはんにもぴったり!写真はごま油で炒めた白菜漬けと梅干しに水を加えてひと煮立ちさせ、溶き卵を加えて醤油で味を整えたスープです。
今回紹介したものは、どれも簡単にできて美味しい漬物アレンジなので、冷蔵庫で漬け物を発見したらぜひ試してみて下さいね!