シンプルで身体にやさしいヘルシーおやつの芋ようかん。浅草のあの味を思い出しますね。 焼き芋を使うので手軽なうえ、甘みもじっくり引き出されていてとってもおいしく仕上がります。 浅草老舗の作り方に倣って、寒天は使用していません。 滑らかな舌触りと、芋本来のおいしさが味わえます。 フライパンにバターを溶かしてさっと焼いたり、ギリシャヨーグルトを添えて食べたりしてもおいしいです。
上白糖、塩を入れた後はレンジで加熱し、しっかり混ぜてなじませます。 芋の種類によっては水分が多く柔らかい仕上がりになりますので、加熱時間を調整してお好みの硬さに仕上げてください。
焼き芋は皮をむいて、色が悪いところがあれば除きます。
耐熱ボウルに入れ、使い捨て手袋などをして握りつぶし、上白糖、塩を加え混ぜます。
600wの電子レンジで1分30秒加熱します。 取り出してへらでよく混ぜ、芋餡をボウルに薄く広げるようにします。
さらに1分加熱し、よく混ぜます。 ※ねっとりしたタイプの焼き芋を使う場合は芋餡が柔らかすぎてしまう場合があるので、水分を飛ばすためにさらに追加でレンジ加熱し調整します。
なめらかに仕上げるために、ざるなどで漉します。 面倒な方はしなくても良いですので、できるだけ丁寧につぶしておくと良いです。
流し缶やタッパーなどに、四隅に切り込みを入れたクッキングシートをぴっちり敷いて、芋餡を入れて押し固めます。
乾燥を防ぐために落としラップをかけて、冷蔵庫でしっかり冷やし固め、食べやすい大きさに切ります。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。