冬瓜は暑さと湿気を追い出して体に必要なきれいな水を補い、しょうがと鶏肉で冷やし過ぎを防ぎます。むくみ解消や夏バテ予防の薬膳として、また夏でも冷えが気になる人、胃腸が弱く体がだるい人にもおすすめの一品です。
手羽中以外に骨付きの鶏肉でも大丈夫です。下処理をすることで臭みがなく澄んだスープになり、薄味でも美味しくなります。
鍋にお湯を沸かして鶏手羽中を入れる。再び沸騰したら湯をこぼし、流水でよく洗って汚れとアクを落として下処理する。
冬瓜は皮の固いところを剥いて適当な大きさに切り、しょうがは皮つきのままスライスする。
鍋に下処理した鶏手羽中、水、酒、しょうがを入れて火にかける。沸騰したらアクを取り除き弱めの中火で約20分煮る。
冬瓜を加えて再び10分ほど煮て、冬瓜に火が通ったら、塩、オイスターソースで味付けし、ゴマ油を垂らす。器に盛り付けたらできあがり。
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日本くらし薬膳協会(JKA)
JKA日本くらし薬膳協会 くらし薬膳 主任講師 竹田 あやこ / 日本くらし薬膳協会(略称:JKA Japan Kurashiyakuzen Association)は、ライセンス認定試験と資格発行を行っています。 「くらし薬膳」とは、特別なものは使わず、いつもの食材や調味料で手軽にできる薬膳です。日々のくらしに根付いた食養生で、外食メニューやコンビニのお弁当、スーパーのお惣菜だって、毎日の食事があなたの体質に合ったあなただけの薬膳に変わります。