【一生作り続けたい肌寒い季節の定番レシピ】 〝牡蠣のシチュー〟ときくと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。でも全然そんなことないんです。初心者さんでも大丈夫。ポイントは、強火にしないこと、放置しないこと。これくらい。 牡蠣の濃いうま味とぷりぷり感、なめらかでコクあるシチューの美味しさで、一生大切にしたいレシピになるはずです。 11月解禁のボジョレーに合わせて。クリスマスにもいいですね。
■工程3~4の火加減 沸騰直前の火加減を保つようにします。ぐつぐつ沸騰した状態が続くと、牡蠣が縮まって食感が硬くなったり、シチューが分離してなめらかさや風味が悪くなります。 ■牡蠣は生に限らず、粒が大きく、比較的安価な冷凍ものもおすすめです(大型のスーパー、業務スーパーには通年あるようです)。冷凍牡蠣は濃い塩水(又は氷と塩)に浸して解凍するとうま味が逃げません。 ■白ワインはすごくいい味、いい香りになります。白ワインがお好きな方は使ってください。辛口がおすすめです。白ワイン嫌い、飲まない、100%余る。という方は酒(料理酒)に替えていただけます。うま味UPや臭み消しの効果は酒にもあるので心配いりません。 ※あおじはいかが_2023年11月号掲載レシピ
厚手の鍋に玉ねぎ、しめじ、バターを入れて中火で炒める。
しんなりしたら薄力粉をふって粉っぽさがなくなるまで炒める。
A 水1カップ、白ワイン1/2カップを加えてよく混ぜ、牡蠣を重ならないように広げ入れる。フタをして煮立つ直前の火加減(弱~中火)で5分ほど蒸す。
ほうれん草、ベーコン、B 無調整豆乳3カップ、顆粒コンソメ小さじ4、塩小さじ1/4、コショウ適量を加え、煮立つ直前の火加減でときどき混ぜながら5分ほど(アルコール分が気になれば10分ほど)煮る。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」