旨みたっぷりのタコと甘みいっぱいのとうもろこしがたまらなくおいしい、極上の夏ピラフ。 ピラフって一見難しそうですが、フライパンひとつで意外とかんたんに作れます。タコととうもろこしからとびきりおいしいだしが出るので、味つけはシンプルに塩のみで。
◆水の量は、お使いのお米によって加減してください。(無洗米を使用する場合は、一度さっと浸水させてからザルにあげ、水をやや多めに入れて炊くとふっくら仕上がります。) ◆とうもろこしの芯からもおいしい出汁がでるので、ぜひ捨てずに一緒に煮てくださいね。タコの旨みが全体にまわるので、味つけは塩だけで!
タコはひと口大よりやや大きめに切る。 とうもろこしは包丁で実をそぎ落とし、芯はとっておく(出汁に使用)。 玉ねぎ、にんにく、パセリはみじん切りにする。 米は研いでザルにあげておく。
深めのフライパンにA バター1片(10g)、オリーブオイル大さじ1/2とにんにく、玉ねぎを入れて中火にかけ、玉ねぎに透明感が出るまで炒める。
米ととうもろこしを加え、米が透き通ってくるまでしっかりと炒める。
B 水200cc前後、白ワイン大さじ1、塩小さじ1/2弱、ブラックペッパー少々を加えてひと混ぜし、上にタコととうもろこしの芯をのせる。煮立ったら弱火にし、蓋をして、12~13分煮る。
火を止めて、そのまま10分ほど蒸らす。 とうもろこしの芯を取りのぞき、皿に盛ってパセリを散らす。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!