映画館や遊園地に行くとなぜか買ってしまうポップコーン。
今やオーソドックスな塩味だけではなく、様々なフレーバーが存在しクオリティーの高い味が楽しめるようになりました。
キャラメル味にチョコレート味、ラズベリーやメープル・・・あまくてサクサクで、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ポップコーン専門店も海外から続々と進出して、行列もいまだに絶えないようですが、
定番の甘いポップコーンとはちょっと違った、お酒とともに楽しめるおつまみポップコーンも試してみませんか?
ポップコーンはとうもろこしの粒
ポップコーンは爆裂種というとうもろこしの粒を乾燥させたもの。
乾燥させることにもよりますが、皮がとても固い種類のとうもろこしです。
この粒に熱を加えることで、粒の中に残っている水分が水蒸気となり、外に出ようとする圧力で固い皮が破れ、ポンっと膨らんでポップコーンになるのです。
ちなみに、スーパーで売っているスイートコーンは水分がたくさん含まれていて皮も薄いので、乾燥させてもポップコーンは作れません。
ポップコーンの種類
バタフライ型とマッシュルーム型の2種類があります。
バタフライ型
昔ながらの塩味のポップコーンに見られる形。蝶々のように広がった形をしています。
マッシュルーム型
最近よくみられる丸いキノコのような形をしたポップコーン。専門店などではこちらが使われているようです。
自宅でできるポップコーンの作り方
ポップコーンを作るときは、ポップコーンの種を買ってきましょう。スーパーなどではバタフライ型が売られていることが多いようです。
通販や製菓専門店などではマッシュルーム型を購入できるところもあるようです。
お値段は、ものにもよりますが200gで200円しないくらいなので、既製品を買うよりもかなり経済的で断然お得です。
ではさっそく作っていきましょう!
基本の塩味
まずはベーッシックな塩味のポップコーンをフライパンで作っていきます。
材料
・ポップコーンの種(マッシュルームタイプを使用) 20g
・オリーブオイル 小さじ2
・塩 ひとつまみ
作り方
①フライパンにオリーブオイルを入れて強火で熱し、温まったらポップコーンの種と塩を入れます。
(塩の水分で油がはねるので、塩を入れたらすぐに蓋をしましょう。)
②ときどきゆすりながら、強火のままで火にかけていきます。
ポンポンと弾けてきたらフライパンを強めにゆすりながら一気に全部の種を弾けさせます。音が鳴らなくなったら火を止めます。
これで元になる塩味のポップコーンはできあがり。
ポイントは終始強火で加熱することです。
火が弱いと全部が弾けるまでに時間がかかってしまい、できあがりにむらができたり不発のものが多くなる原因となります。
この状態で食べてもおいしいので味見が止まりませんが…ちょっと我慢して味付けをしていきましょう!
味付けいろいろ
ご紹介するフレーバーはこちらの3種類。味付けはすべてポップコーンの種20gに対する分量です。
バジルチーズ
できあがった塩味ポップコーンにバジル小さじ1と粉チーズ小さじ1~2をまぶします。
バジルの香りとチーズのまろやかさは女性が好きな味。
マヨワサビ
できあがった塩味ポップコーンをディップして食べるタイプです。
マヨネーズ小さじ2に対し、チューブタイプのワサビを1~2㎝ほど入れてあわせたものをご用意ください。
ちびちびお酒を飲みながらつまみたくなる味です。
七味唐辛子
こちらはほかの2種類とは違い、塩とともに七味唐辛子をフライパンに直接入れて作ります。量は小さじ1/4ほど。
辛みが利いていてお酒が進む味です。
気になるフレーバーはありましたでしょうか?
ポップコーンを作るときのポイントを守れば、きっと簡単にできると思いますのでぜひできたてのおいしさをご家庭で味わってみてくださいね。