フランス人の友人から教わった簡単おつまみです。おもてなしにも、またお呼ばれの際にはワインと合わせてお土産にするのもお勧めです。
フランス人は時短テクとして、卵と粉類、バター、生クリームをフードプロセッサーで混ぜ合わせてベースの生地を作り、その後ボウルに移して、ベーコンやチーズなどの具材を加えて作ります。順々に材料を合わせるやり方に比べると、焼き上がりの生地が少し硬めに仕上がります。具材やチーズの種類を変えると、アレンジは無限大。水気が出る具材は避けてください。チーズはパルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノ、コンテやチェダーなどお好きなものを。粉チーズよりもおろしたてのチーズの方が風味がグンとよくなります。
型にオーブンシートを敷いておく。 ハードチーズをすりおろす。 湯せんまたはレンジで無塩バターを溶かし、40℃くらいに保つ。 オーブンを180℃に予熱しておく。
ベーコンを1cmの角切りにして、中火で炒める。全ての面に焦げ目がつくように、転がしながら炒める。皿に移して、冷ましておく。
ボウルに卵を割り入れ、ホイッパーでほぐすように混ぜる。A 薄力粉100g、ベーキングパウダー小さじ1/2をふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる。
無塩バターを3回に分けて2に加え、その都度混ぜる。
生クリームとMAILLE 種入りマスタードを3に加え、混ぜる。
ベーコンとオリーブを加え、混ぜる。
オーブンシートを敷いた型に生地を流し入れ、上から落として空気を抜く。
180℃のオーブンで40分焼く。電気オーブンの場合は、20分経ったら前後を入れ替え、焼きムラを抑える。焼き上がったら型から外し、ケーキクーラーの上で冷ます。
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こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。