フランスではケーキ屋さんではなくパン屋さんでよく見かける素朴なおやつシュケット。シュークリームの「シュー」はキャベツという意味ですがシュケットは「小さいキャベツ」。 日本のプチシューはクリームが入ってしっとりしたものがほとんどですが、パールシュガーが引っ付いたプチシューは中が空洞でサクサク、仕事の合間やちょっと甘いものが欲しい時につまめるちょうどいい軽さ。差し入れにも喜ばれます。
シュー生地は途中でオーブンを開けるとしぼんでしまうので、膨らみきるまで開けないようにしましょう。 溶き卵は一度にたくさん入れると混ざりにくくなります。ヘラで混ざらない場合は泡だて器でやさしく混ぜてください。
薄力粉はふるっておく。 バターは室温に戻しておく。
混ぜながら2分ほど火にかけたら鍋を濡れぶきんに乗せて、余熱で火が通りすぎるのを防ぐ。
溶き卵を2~3回にわけて2に加える。 (卵が焼けて固まらないように注意) ヘラで持ち上げて3秒でどさっと落ちるぐらいがちょうどいい硬さです。
搾り出し袋に入れて3cm位に絞り出し、パールシュガーを散らして、軽く押さえる。
表面に霧を吹いて200度のオーブンで約8分、ふくらんだら170度に落して約10分焼く。
399177
…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。