ほんのりワイン色に染まったパスタ。 ウブリアーコはイタリア語で酔っ払いという意味。 確か「おぼれたタコ」っていうイタリア料理があるけど、イタリア人っておぼれたり、酔っぱらったり、歌ったり踊ったりほんとに陽気な人種だ。フランス料理は貴族の名がついていたりミルフィーユとかプランタニエとか、、、どこか詩的だけど。 ワインにおぼれたパスタにラグーをたっぷり。ブロックのパルミジャーノがあればかじるなり、おろしてパスタに絡めるなり。。。 このパスタでは酔わないので、赤ワインは必須(*^-^*)
赤ワインはパスタに吸収させるように絡めながら弱火で煮ると赤ワインが蒸発しすぎずに柔らかくなります。 フェットチーネの他、お好みのパスタでお試しください。太目の方がラグーソースによく合います。 フォンドヴォーがなければ顆粒コンソメ、またデミグラスソースを使うと時短できます。
にんにくと玉ねぎは薄くスライス、牛肉はざく切りにする。
ラグーソースを作る。 ・フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて弱火で熱し、香りが出たら玉ねぎを飴色になるまで炒める。 ・牛肉切り落としと砂糖を加え、牛肉の色が変わったら赤ワイン200mlとフォンドヴォーを注ぎ灰汁を取りながらしばらく煮込む。 アルコールが飛んだら、ケチャップ、トマト缶を入れてトマトを潰しながら程よい水分量になるまで煮込む。 塩、黒こしょう、ナツメグパウダーで味を調える。
鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、塩を入れてフェットチーネを5分茹でる。 茹でている間に別の鍋で赤ワイン300mlを沸騰させアルコールを飛ばす。 茹でたパスタを赤ワインの中に入れて程よい茹で加減になるまで煮る。 ※煮詰まりそうになったらパスタのゆで汁を注ぐ。 仕上げにオリーブオイルを適量回しかけて全体に絡める。
ラグーソースを器に敷き、その上にパスタを盛り付ける。 お好みでパルミジャーノをおろしかける。
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…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。