個人的に鍋料理の中でも最上位の美味しさだと思っているブリしゃぶを旬のうちに味わっていただきたく、レシピにしました。脂の乗ったブリが熱々の出汁で霜降りされて口の中でとろける感じがたまらなく美味しいので、スーパーで刺身用のブリの柵を見つけたらぜひお試しください!
◆ 自家製柚子だれの作り方をご紹介してはいますが、もっと手軽に楽しみたいという方は、市販のぽん酢でも十分美味しくいただけます。 ◆写真では紅芯大根を使用していますが、もちろん普通の大根でも問題ありません。レシピの中ではいろいろとカラフルな野菜を数種類使っていますが、準備を最小限にしたい方は、葉物1種+きのこ1種+ねぎだけでも十分です(例:春菊+えのき+長ねぎ)。
A 乾燥昆布2g程度、水700mlで昆布だしの用意をする。固絞りの布巾で乾燥昆布の表面を軽く拭き、鍋に入れ、水を注ぎ入れて10分以上おく。
黄柚子は上下を水平に切り落とし、一箇所皮に縦の切込みを入れて皮を一周むきとる。皮の内側の白い綿の部分を包丁でそぎ落とし、せん切りにする。果肉は搾って果汁をとる。 青紫蘇はせん切りにする。
①で搾った柚子の果汁(1個分)とB 水150ml、白だし大さじ2、薄口醤油大さじ1、みりん大さじ1、塩ひとつまみを混ぜ合わせてたれをつくり、取り鉢(とんすい)に注ぐ。
昆布だしをとる。A 乾燥昆布2g程度、水700mlの入った鍋を弱火にかけ、ゆっくりと温める。沸騰直前になったら昆布を取り出す。
卓上コンロに鍋を置き、長ねぎ、大根、人参、えのきを入れ、火が通ったら春菊と三つ葉を加えてさっと火を通す。ブリは1枚ずつ霜降りにする。
ブリ、野菜、きのこを一緒に②の柚子だれにつけ、お好みで①の柚子の皮と青紫蘇の薬味を添えて食べる。
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2024/09/05 16:26
早坂玲奈
大切な記念日や、ご友人を招いてのお食事会など、料理を少し頑張ってみたいときに「何を作ったらいいかな・・・?」と迷ったら、ぜひ私のレシピルームをのぞいてみてください。『大切な人を喜ばせたい』という気持ちを応援するためのおもてなし料理をご紹介しています。 出張料理人・飲食コンサルタント・料理教室講師・フードスタイリストとしての経験を積みながら、プロ向けからご家庭向けまで、様々なレシピ開発に携わってきました。美味しさで周りを喜ばせることは、作り手自身の幸せにも繋がることだと日々感じながらこの仕事を続けています。 「簡単」「時短」も素晴らしいけれど、ときには時間をかけて料理を頑張ってみたい日もあると思います。料理にかける手間は、正しく作れば必ず報われます。丁寧に作り方をお伝えすることで、みなさんが大切な日を笑顔で過ごすためのささやかなお手伝いができれば嬉しいです。