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    レンジで手軽に『いちご大福』 ~簡単にできる包み方のコツ~

    • 投稿日2024/03/06

    • 更新日2024/03/06

    • 調理時間30(大福生地を冷ます時間は除く)

    私はもともとお菓子作りが好きでしたが、自分で作るのは洋菓子ばかりで、和菓子は家で作るものというより買うもの、という位置づけでした。みなさんのご家庭でも、クッキーやケーキを作る機会と比べると、和菓子を作る機会は意外と少ないのではないかな?と思います。 でも実際に作ってみると、材料はシンプルだけれど季節を感じられるものがたくさんあり、いちご大福はまさに春を代表する和菓子のひとつです。 お店で買う方も多いと思いますが、実はとても簡単なので、ぜひご家庭でも楽しんでみていただけたら嬉しいです。

    材料6人分

    • 6個
    • 小豆餡
      120g
    • A
      白玉粉
      75g
    • A
      上白糖
      25g
    • 120g
    • 片栗粉
      適宜

    作り方

    ポイント

    ◆ 餡で包む作業や大福生地で包む作業は、文章よりも動画で見た方が分かりやすいと思いますので、YouTubeの映像を参考にしてください。 ◆ 苺を餡で包む際、もし餡をせり上げる包み方が難しい場合は、単純に餡を大きく平たく潰して、苺を真ん中に乗せて包んでも大丈夫です。 ◆ 今回は大福生地を分割せず、苺にかぶせてちぎる、という包み方をご紹介しています。失敗しないためのポイントは、生地が薄くなりすぎないように人肌程度まで冷ましてから包むことと、生地が破れるのを防ぐために生地や手にしっかり粉をまぶして作業することの2つだけ。とても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。 ◆ 大福生地は冷やすとかたくなってしまうので、室温で保存し、できるだけ当日中にお召し上がりください。

    • 苺はヘタをとる。

      工程写真
    • 1

      小豆餡がベタつく場合は苺を包む作業がしづらいため、水分を飛ばしておく。小豆餡を耐熱性のカップに入れ、ペーパータオルを餡の表面に密着させるようにかぶせ、600Wの電子レンジで1分加熱する。よく混ぜてからペーパータオルを戻し、さらに30秒~1分加熱する(表面が白っぽくふんわりとしたらOK)。再びよく混ぜてからペーパータオルをかぶせて冷ましておく。

      工程写真
    • 2

      小豆餡を6等分して丸め、左手の手のひらの上に乗せる。右手の親指の付け根を使って平たく潰し、左手の人差し指・中指の付け根あたりにずらし、苺を乗せる。 ※左利きの場合は左右の手を逆に行う。

      工程写真
    • 3

      右手で苺の先端を押さえながら、左手の親指を苺の側面に沿わせるようにして餡をせり上げる。同時に苺を少しずつ時計回りに回転させ、先端を残して苺全体を餡で包む。

      工程写真
    • 4

      大福生地をつくる。耐熱性のボウルにA 白玉粉75g、上白糖25gを合わせ、水の半量を加える。ゴムベラで白玉粉の粒を潰しながら、滑らかなペースト状にする。残りの水を2回に分けて加え、ペーストを溶きのばす。

      工程写真
    • 5

      ボウルにラップをかぶせ、600Wの電子レンジで2分加熱する。一度取り出して生地をよく混ぜ、ラップを戻してさらに30秒加熱する。

      工程写真
    • 6

      生地をよく混ぜ、片栗粉の上に取り出す。表面全体にしっかりと片栗粉をまぶす。そのまま粗熱をとる(熱々だと生地が柔らかすぎて包む際に薄くなってしまうので、人肌くらいが包みやすい)。

      工程写真
    • 7

      生地が手にくっつくと破れる原因になるため手にもしっかりと片栗粉をまぶし、生地の端を手で持ち上げ、苺の上から生地をかぶせ、苺の下で口をとじるようにしてちぎる。残った生地をまた手で持ち上げて別の苺にかぶせ、同様に残りの苺をすべて包む。

      工程写真
    • 8

      最後に表面の粉を刷毛でよく払う。

      工程写真
    レシピID

    478806

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    早坂玲奈
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    早坂玲奈

    大切な記念日や、ご友人を招いてのお食事会など、料理を少し頑張ってみたいときに「何を作ったらいいかな・・・?」と迷ったら、ぜひ私のレシピルームをのぞいてみてください。『大切な人を喜ばせたい』という気持ちを応援するためのおもてなし料理をご紹介しています。 出張料理人・飲食コンサルタント・料理教室講師・フードスタイリストとしての経験を積みながら、プロ向けからご家庭向けまで、様々なレシピ開発に携わってきました。美味しさで周りを喜ばせることは、作り手自身の幸せにも繋がることだと日々感じながらこの仕事を続けています。 「簡単」「時短」も素晴らしいけれど、ときには時間をかけて料理を頑張ってみたい日もあると思います。料理にかける手間は、正しく作れば必ず報われます。丁寧に作り方をお伝えすることで、みなさんが大切な日を笑顔で過ごすためのささやかなお手伝いができれば嬉しいです。

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