今回はフランス料理の突き出しのご紹介です。 アミューズブーシュとは、食前酒と共に食べる一口大のオードブルの一種です。(元々フランス語で「口を楽しませるもの」という意味でした。) レストランでは、お客様に食事の準備をさせるまでの間に提供するもので、シェフの料理技術、技量のアプローチともされています。 ★サブレだけでも美味しいです☺︎ ★簡単で美味しいアミューズブーシュを今後もご紹介していきます。パーティーや家飲みのおつまみとして作ってみてください。
▶︎クリームチーズの種類は好みのものでOK。 ▶︎サブレ生地の中に入れる具材はアレンジOK。
パセリはよく洗い、キッチンペーパーで水気をしっかりとり、みじん切りにする。
戻しておいたセミドライトマトの水気をキッチンペーパーでとり、みじん切りにする。
冷やしておいたバター、ふるっておいた粉類(薄力粉、アーモンドプードル)をボウルに入れ、サブラージュする。 *サブラージュとは、粉類を合わせたところに小さく切った冷たいバターを入れて両手で擦り合わせること
粉糖を加え、カードで混ぜ合わせる。
冷やしておいた卵黄、塩を入れ、切るように合わせてまとめる。
ミニバジル、セミドライトマト、パセリを加え、混ぜ合わせる。
生地をラップに包み、冷蔵庫で1時間休ませる。
生地が薄くなっていたらクッキングシートに包み形を整える。
約15cm×20cmの大きさまで伸ばす。 *厚さは2mmくらい
冷蔵庫で30分休ませる。
45mm×28mmのオバール型で型抜きする。
クッキングシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる。
卵黄(塗り卵用)を生地の表面にハケで塗る。
170℃に予熱したオーブンで20~30分焼く。
焼き上がったらケーキクーラーにあげ、冷ましておく。
クリーム作り。 アンチョビを包丁ですり潰してペースト状にする。
kiriクリームチーズをボウルに入れ、ゴムベラで柔らかくする。
生クリームを少しずつ加え、混ぜ合わせる。
ペースト状にしたアンチョビを入れ、ホイッパーでよく混ぜる。
白胡椒で味を整える。
アンチョビクリームを絞り袋やジップロック等に袋に入れる。
冷めたサブレを表と裏の交互に並べる。
裏面にのみアンチョビクリームを絞り、サンドする。
上にアンチョビクリームとミニバジル(仕上げ用)を飾る。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。