香港やシンガポールでおなじみのデザート、楊枝甘露(ヨンジ―ガムロ)を冷凍のマンゴーを使って手軽に作ります。マンゴーたっぷり、タピオカのぷちぷち食感と柑橘の爽やかな香りがクセになる美味しさです。香港では、ペットボトルに入ったドリンクタイプが売られている程、大人気なんですよ。
本来、柑橘にはポメロを使いますが、日本ではなかなか手に入らないので、グレープフルーツなどで代用します。他に、文旦、はるか、日向夏などがおすすめです。(レモン、みかん、オレンジはあまり合いません)
・冷凍カットマンゴーは、半解凍して150g(ピューレ分)と50g(トッピング分)に分けておく。
A 水80ml、砂糖大さじ2~3を耐熱容器に入れ、電子レンジ700wで30秒ほど加熱し、よく混ぜてシロップを作る。粗熱を取っておく。
タピオカ(ホワイト、小粒)はたっぷりのお湯(分量外)を沸かし、7~8分茹でる。中心に少し芯が残る程度になったら火を止め、ザルにあげる。流水で軽くすすいだら、作っておいたシロップに入れる。
半解凍にした冷凍カットマンゴーの150gを、ミキサーなどでピューレ状にする。※ミキサーがない場合は、ザルとへらを使って漉す。 柑橘(グレープフルーツなど)は、薄皮をむいて細かくほぐす。
牛乳とココナッツミルクを混ぜ、タピオカをシロップごと加える。マンゴーのピューレも加えて混ぜたら、残り50gの冷凍カットマンゴーとほぐした柑橘をトッピングし、出来上がり!
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鬼丸さきえ
料理研究家。 栄養士、フードコーディネーター、 食育アドバイザーの資格を持つ二児の母。 夫の香港駐在をきっかけに、中華料理を学ぶ。 現地で起業し、中華料理教室を開く。 本場の中華を家庭で簡単に作れるレシピにアレンジし、好評を得た。 帰国後は東京で料理教室やレシピ開発などを行う。