米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌、無添加味噌、淡色みそ、赤みそ、白みそ、信州みそなどいろいろなタイプの味噌について解説します。
いろいろな味噌
味噌は古くから日本で用いられてきた代表的な調味料です。早速、いろいろな種類の味噌について紹介しましょう。
米味噌
大豆に米麹を加えて作る味噌です。全国各地で生産されています。
麦味噌
大豆に麦麹(大麦もしくは裸麦)を加えて作る味噌です。九州,四国,中国地方が主な産地です。
豆味噌
大豆のみを主原料とした味噌です。大豆を蒸してつぶした玉に種麹を付けて麹菌を培養させます。中京地方(愛知、三重、岐阜)が主な産地で、代表的なものに八丁味噌があります。
味による分類~甘みそ、甘口みそ、辛口みそ~
味によって、甘みそ、甘口みそ、辛口みそといった分け方もあります。辛さの加減は食塩の量によるもので、甘味は麹歩合(原料の大豆に対する米麹や麦麹の比率)によって変わります。また、含まれる塩分が同じであれば、使う麹が多い方が甘口に仕上がります。
色による分類~淡色みそ、赤みそ、白みそ~
仕上がりの色の違いで淡色みそ、赤みそ、白みそにも分類されます。色の違いは、主に大豆など原料の種類、大豆を蒸すか煮るか、麹の量、発酵中に上下を返すか、返すときはその回数、熟成期間などによって生じます。
信州みそ
信州みそは淡色みその仲間で、黄味を帯びた淡い色(山吹色)の味噌のことです。
監修:Nadia編集部
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