サーモンにはレモン汁、ミニトマトはソテーを。このひと手間でよそ行きの味に!
パーティーの前菜といえばカナッペ。バゲットに具をのっけるだけの簡単なひと品ですが、のせる具にひと手間加えることで、「あれ?」と思うほど味がよくなるんですよ!
例えば、サーモンにレモン汁をかけておいたり、ミニトマトをソテーして甘みを引き出しておいたり。
おもてなし上手の北島真澄さんに「定番素材なのにひと味違う」カナッペレシピを教わりました。
材料(12個分)
- バゲット(8mmの薄切り) …… 10㎝
- オリーブオイル …… 1/4個
- ●スモークサーモンのカナッペ
【6個分】 - スモークサーモン …… 6枚
- ベビーリーフ …… 6枚
- クリームチーズ …… 30g
- レモン汁 …… 小さじ1
- 飾り用レモン、お好みのハーブ …… 適量
- ●トマトと生ハムのカナッペ【6個分】
- ミニトマト …… 6個
- 生ハム …… 6枚
- ハーブソルト(塩、こしょう) …… 適量
- バジルの葉 …… 適量
作り方
1. | 下準備をする。バゲットはトースターで色付かない程度に焼き、オリーブオイルを塗っておく。スモークサーモンにレモン汁をかけておく。 |
2. | 【スモークサーモンのカナッペ】サーモンに新玉ねぎのスライスを横からはみ出すように置き、両端から巻いていく。 |
3. | 【トマトと生ハムのカナッペ】ミニトマトは半分に切り、オリーブオイルを熱したフライパンで軽く焼き、ハーブソルト(または塩、こしょう)をふる。 |
4. |
仕上げをする。 【スモークサーモンのカナッペ】バゲットにクリームチーズを塗り、ベビーリーフ、サーモン、飾りのレモンとハーブをのせる。 【トマトと生ハムのカナッペ】バゲットに生ハム、焼いたトマトをのせ、ちぎったバジルをのせる。 |
「のせすぎない」「盛り過ぎない」が、品よくまとめるコツ
具をのせるだけのカナッペですが、具をついついのせすぎてしまうと食べにくくなってしまうので注意しましょう。
また、ミニトマトなど歯ごたえのあるものは、スライスする、ソテーするなどして、ひとくちでも食べやすいようにするのもおもてなしのテク。
ソテーすることで甘みが増す効果もありますが、食べやすくもなるんですよ。
ハーブやレモンのちょこっとのせで「おもてなし」の気持ちを表す
人を招いてのパーティーなら、ぜひ実践していただきたいのが、ハーブやレモンの「ちょこっとのせ」。
ハーブやレモンは、香りや風味をさりげなく加えてくれる、小さいけれど偉大な食材。もちろん、彩りのプラスにもなりますしね。香りのよいオリーブオイルや黒こしょうをふるのもおすすめです。
こんな、ごくごく小さなひと手間で「おもてなし」の気持ちを表してみましょう!
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片手で食べられるおつまみ
定番食材にひと手間加えるのがコツ!
サーモン&クリームチーズと生ハム&ミニトマトのカナッペ
北島真澄さん
野菜ソムリエ。
元国内航空会社の国際線CA。小学生2児の母。
2014年秋より、世田谷区の自宅キッチンにて料理教室を主宰。
料理教室 Weekend Citron(ウイークエンドシトロン)では、「楽しく!健康に!」をモットーに、旬の野菜・果物、ハーブをふんだんに取り入れた、作る人も食べる人も笑顔になるような「華やかで作りやすくヘルシーな料理」を提案している。
各国の料理を身近な食材でアレンジしたおもてなしのテーブルが好評で、現在では月12~15レッスンを開催。
企業のレシピ開発、各種イベント講師、書籍へのレシピ提供を行う。
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