ブルサンにはやっぱりバゲット!そしてフルーツとの組み合わせもおすすめ
1回目のコラムで書きましたが、はじめてブルサンに出会った20代の頃、バゲットをちぎってはブルサンをぬり、赤ワインを飲み。おなかいっぱいになるまでブルサンonバゲットを堪能するのが、私にとって贅沢な時間でした。
今では、そんな20代の頃からは考えられないくらい、さまざまなバリエーションの料理にブルサンを使いこなせるようになりました。パンにお肉に野菜に。洋風だけでなく和風アレンジもできるようになりました。
このレシピリレーで12回、さまざまな組み合わせや食べ方をご提案してきましたが、みなさんは何が印象深かったですか?
私は、なんといってもフルーツです。ブルサンとフレッシュフルーツとの相性がここまで良く、さらに相乗効果でおいしさがUPするとは本当に驚きでした。
柿もきんかんもレモンも。普通のチーズだとフルーツと組み合わせたときにやや重く感じてしまいますが、ブルサンなら軽くて口どけが良く、フルーツとスムーズに合います。そんなジューシーなフルーツとコクのあるブルサンという組み合わせは、一度食べるとクセになること間違いなし。プレーンだけでなく、ペッパーやガーリックとも相性がよかったのが、今回の大発見です。
季節ごとに旬のおいしいフルーツが出てくるので、これからもブルサン×フレッシュフルーツの組み合わせが色々できると思うと楽しみ。チェリー、あんず、メロン、スイカ、ぶどう、いちじくなどなど、まだまだありますね!
旬のイチゴと組み合わせてアンビリーバブルサンなオープンサンドを♪
そして、この連載で印象深かったことがもう一つ。SHIMAさんと同じテーマ素材の時に、同じ食材を使っても全く違う料理になったというのが驚きでした。
それだけブルサンは色々な使い方ができるということですよね。とても面白いです。これからも生まれるであろう、アンビリーバブルサンな組み合わせに注目です!
さて、最終回の今回は、やっぱりバゲットと組み合わせます。色々とアンビリーバブルサンなレシピをご紹介してきましたが、私にとってのブルサンは、やはりバゲットと切っても切り離せないのです。
どんなにクタクタになった仕事帰りでも、お気に入りのパン屋さんでおいしいバゲットを、そしてブルサンと赤ワインを買って帰れたら、それだけでウキウキした気持ちになり疲れが吹き飛びます。
やっぱり20年前の、衝撃のおいしさとの出会いが、私の中でずーっと鮮明に残っているんですね。
ということで、最後のレシピは思い出とともに。
ブルサン×バゲット、そして、大きな発見だったフルーツを組み合わせたレシピをご紹介します!
ごろごろいちごジャムとブルサン ペッパーのオープンサンド
旬のいちごを電子レンジでフレッシュ感の残るジャムに。バゲットを薄切りにして軽く焼いたら、ブルサンをたっぷりぬって、いちごジャムをとろ~っと。ジャムは、粗熱がとれる前の温かいものをかけてもおいしいですよ。
休日のブランチに、ワインと一緒にどうぞ!
【材料(作りやすい分量)】
いちご 1 パック(約300g)
砂糖 1カップ
レモンのしぼり汁 大さじ1
ブルサン ペッパー 1/2個
バゲット 1/2本
【作り方】
1.大きめの耐熱ボウルに洗ってヘタを切り落としたいちご、砂糖、レモンのしぼり汁を入れて混ぜ合わせる。水分が出てくるまでおく。
2.ラップをかけずに電子レンジ(600w)で10~12分加熱し、よく混ぜて粗熱をとる。
3.バゲットを薄切りにし、フライパンで軽く両面を焼く。ブルサン ペッパーをぬり、1のいちごジャムをのせてできあがり♪
※吹きこぼれやすいので、耐熱ボウルは大きめを使用してください
※冷めるとろみがつくので煮詰めすぎなようにしてください
くわしいレシピはこちら
●『ごろごろいちごジャムとブルサン ペッパーのオープンサンド』
みなさんもブルサンを使ったお料理を作ったら、「#アンビリーバブルサン」のハッシュタグをつけてSNSに投稿してくださいね!
https://www.bel-japon.com/boursin/unbelievable/
今回お話を伺ったNadia Artist
3ステップの簡単レシピ料理研究家 ヤミー
編集協力:ベル ジャポン株式会社